折に触れて相手を褒めることは人間関係の潤滑油。例えお世辞[flattery]とは分かっていても嬉しいものだ。先ずは汎用性のある表現から、[job]を使って、

You did a nice job,  You did a good job.  You did an amazing job.  You did an awesome job.

使う形容詞によって、この順に程度が増す。

短くしたければ、You did it.  Right on. 「その通り」が「良くやった」へ。

Way to go.  Good going. どちらも理想的な道を辿っていることから「その調子」「良くやった」。 I‘m proud of you.が使えるなら、I couldn’t be more proud of you. 比較級の否定で最上級を表したい。

 もし、その場その場に合わせて適切に褒めることが出来ればその効果は絶大。

You’ve made an amazing progress.  You’re showing good progress. Your pronunciation has improved a lot.  You’re getting better at cooking.  You’re starting to get a hang of it.  You look great in the dress.  [progress]や [improve]などを有効に使って褒めている。

You’ve gotten better at speaking in front of people. Keep up the good work.

現状を褒めてから「続けて!」の滑らかな流れ。Keep it up.の [up]は高いレベルを表しているから、頑張ることが含まれている。

 次は資質を褒める。

I knew you had it in you. 「あなたはそれを持っている」が直訳だが[in you]が資質に言及しいている。それに[I knew]を加えて、相手の資質に対する信頼を表現している。

I know I could count on you. 「あなたを頼れる」から。 You’ve got what it takes.「それを手にすること」から「才能がある」。励まし言葉は誉め言葉に共通する。

You’re the best teacher there is. 最上級と[there is]のコンビ。「存在する最高の~」。[best]の後を入れ替えれば、簡単に最高の誉め言葉へ。

You are the GOAT, 「あなたは史上最強」。今回のタイトル文。[GOAT]は[greatest of all time]の頭文字をとったもの。発音は[goat]「やぎ」と同じだが、「あなたはヤギだ」と言っているわけではない。注意が必要。

 最後は相手に寄り添いながら、励ます表現。

I’ll stand by you.  I’ll always be here for you.  I’m here for you.  I’ll be there for you.「あなたにそばにいる」から「力になります」の意味に発展する。

疑問文にすれば。Will you be there for me? 「力になってくれる?」

否定文にすればYou weren’t there for me.「力になってくれなかった」

I’ve got your back.  I have your back. [back]は背中。あなたに見えない背中側は危険にさらされているから、そこは私に任せてという意味。[have got]と[have]はほぼ同じ。イギリス英語とアメリカ英語の違いという人もいるが、あまり気にする必要はないようだ。[have got]は[get]に換えられないは押さえておきたい。

励ます表現に続く言葉に、温かい流れを続けたい。

I’ll always be there for you,  Whatever you decide.

I’ve got your back, I won’t let anyone speak ill of you.

I’m on your side.  If you need my support , don’t hesitate to ask.

 中学3年生はA、B、Cテストが始まり、いよいよ進路を決める時季に入る。勉強が苦手な子の親は、この時期になり、にわかに公立高校へと思い経ち、勉強を習わせたいと思う親が増える。だが時すでに遅し。学力Bあたりで諦めて私立専願に落ち着く。こうなるともう子供たちは勉強しない。毎年この繰り返しだ。

またできる子でも、範囲が広くなり記憶力だけでは対応しきれなくなって、ランクを落とす子も多い。特に英語は長文読解や簡単な会話力が試されるので、学校の勉強だけでは難しい。早期に英語に触れる機会を確保しているかが明暗を分ける。毎日15分、NHKラジオ講座を聞いていれば自ずと力が付くのだが、そんなことが出来る子はほとんどいない。理屈は教えられるが、慣れることは自分でやるしかないのが現状だ。

What should I do?

四方山話編

 コロナが明けて、様々なイベントが戻ってきた。ご当地旭川でも「食べマルシェ」が開催。長男夫婦と孫と一緒にお出かけ。こんなに旭川には人がいたのかと思うくらい多くの人で賑わっていた。買物公園の旧マルカツ前で座りながらビールを飲んでいたら、高校時代を思い出した。まさしくここには青春時代が詰まっていると。