提案・申出・アドバイス・約束等、相手や自分自身をある方向に動かす表現を見ていく。先ずは気軽な提案。
How about a picnic ? 後ろに名詞
Hou about taking the Shinkansen ? 動詞ing型
How about we go to the zoo ? フルセンテンス(節)何でも置ける万能型。
Why don‘t we split the bill ? 「割り勘にしようよ」
Why don‘t we ask your mother ?
Why don’t we meet at the station? [why don’t we]はどれも自分を含めた提案。
[why don’t we]の代わりに[may be]を文頭に使って気軽な提案もできる。
Let’s dance. Let’s not fight. Let’s not agree. [Let’s]は勢いよく相手を誘う表現。
一方[Shall we]はShall we dance ?のように相手の手を取って誘う優しい感触を伴う。
次は[should][suggest]による提案。
We should have our wedding at Loch Ness. 「ネス湖で結婚式をやるのはどうだろう」
「You should」は 相手への提案。自分は含まない。
[should]は「進むべき道」。だから「~になるはず」「~となるはず」と発展する。少し強い表現なので、和らげる工夫が必要になるときがある。
I think we should get separate rooms.
Don’t you think we should follow the manual ? [I think][Don’t you think]で提案を和らげている。
I suggest a guided tour. 名詞
I suggest meeting in a hotel lobby. 動詞ing型
I suggest we cut back on spending. フルセンテンス[How about]と同じく何でもOK.
次はフォーマル感漂う提案。
I propose(that)you stay here with us in our lab(laboratory).
[propose]は[suggest]と異なり、」しっかりと練り上げた感触を伴う提案。結婚に使われるのも納得できる。[suggest]では困るのだ。
We must stop him right away. [must]は[should]の強い表現。
We have to take a taxi. [have to]は[need to]の親玉みたいなもの。
We will have to take a taxi. [will]を使うとこれからの成り行きに目をやっている感じになる。
一方[had better]を使うと「切迫感」そうしないと困ったことになるという気持ちを暗示している。
We had better call a lawyer, 「弁護士を呼んだ方が良い」という意味だが、その続きとして、[otherwise]や[or else]など「そうしないと」という接続詞がつながることが多い。
The only way is to hire more staff. 「唯一の方法は」こんな提案方法もある。
最後に控えめな提案。
It might be a good idea to call the police then.
[might be]を使うと繊細で控えめな提案に聞こえる。[would be]を使えばもう少し強く聞こえる。
It’s just an idea , but why don’t we ask your parents for money?
「ただの思い付きですが」と遠慮が感じられる表現も使えるようになりたい。
Suppose we add pictures to the menu.
[suppose]の意味は「心の土台」[suppose+節]は情報・知識の土台に基づいて思う。ある過程の上に立って考えてみようというニュアンス。相手に状況を想像させることによって提案を表現できる。
同様相手に状況を想像させる表現として、今回のタイトル文。
What if we have lunch on the roof ?「~だとしたらどうでしょう」も控えめな表現として使われる。
さて、中学で履修する[probably]。[r] [l] [b]と難しい発音が並ぶが、会話では略して使われることが多いらしい。[prob][probly][proly]どれでもOK . ネイティブぽく響く。
四方山話編
妻の誕生日と父の日が近いのでいつも一緒になる。子供達から色々心遣いを頂き嬉しい限り。まだまだ背中で語れる父親でありたいと思っている。