正月ムードも落ち着き、漸く本格的な仕事始めになった。

しかしながら、年末年始に痛めた右手は、未だ湿布を欠かす事が出来ず、完治に至っていない。

先生…腫れは引いたけど、動かすとピキピキと痛みが走るし、指に力が入らないんですけど…

ガキの頃から30年以上付き合ってる元軍医の先生。
昔から乱暴な口のきき方は変わらない…。

お前も歳とったなぁ…若い頃と同じつもりで激しい使い方しやがって…
腱鞘炎って言うんだよ!バネ指って知ってるか?
中年以降になると、腱鞘が弱くなって、炎症起こしやすくなるんだよ。
腱鞘炎ってのは癖になりやすいから、完治するまでしっかり治療しないと、ゴルフ出来なくなるぞ。

マっ、マジっすか…?
しっかり治療って、どれくらいかかるんすか?

わからん。とりあえず1カ月くらい親指動かせない様に固定してやっから。
とにかく患部を安静にして使わないこった。いいな!

そう言って、右手首全体を大袈裟なまでに包帯巻いて、まるで骨折してギプスしてるみたいにされてしまった…。

たかが突き指のはずが、こんな大事にされるとは…。

帰宅後すぐに包帯ははずしたが、確かにこの痛みはただ事では無さそう。

真面目に養生して、ゴルフも当分お預けです。

右手の親指が動かせないだけなのに、とても心細く弱気になってしまい、自分の気の小ささを思い知り、あ~ぁ情けない情けない…。
明けましておめでとうございます。

新年を迎え、昨年後半から上向きになってきた流れに乗れる様、心新たに気を引き締めて行こうと思っていた矢先。

新年早々、アクシデントが発生。

昨年末の忙しい最中、自分でも気付かないうちに、どうやら右手の親指を突き指していたらしい…。

多少の違和感が有りながらも、気にする事無く年末恒例、仲間内のゴルフコンペへ…。

毎年、12月30日辺りにゴルフ仲間が集まり、その年最後のゴルフ納めのコンペをしているのだが、今回は31人8組という、大人数での大会になった。

私にとってこのコンペは、気を使う必要も無く、思いっきりゴルフが出来る、唯一の大会なので、力が入った。

参加者は皆、気のおけない人ばかり、ゴルフの腕前もほぼ同格で、気使いも手加減も一切不要。
全員本気のガチンコ対決。

ハーフを終えて、1オーバーの37でトップに…。
それでも30台が5人も居るハイレベルな混戦状態。

ラウンド終えて私一人だけ70台、76で念願の初優勝!

しかし、喜んでいるのも束の間、突き指していた右手の親指が、痛くて動かせない状態に…。

そのまま年が明け、2日に初打ちゴルフに出掛け、年末に私に負けた仲間からのリベンジマッチ。

しかし、もうその時には痛みでクラブを振る事も儘ならない程に…。何とかラウンドこなしたが、89点と振るわずに呆気なくリベンジされる。

帰宅途中、直ぐ様近所の知り合いの医者に無理矢理診てもらったのだが、突き指が悪化して、右手首全体が炎症起こしてるとか…。
正月休み中に押し掛けて来て、どうしたのかと思えば…バカかお前は!と、罵られながら包帯ぐるぐる巻きにされて、当分ゴルフなんてやるんじゃねぇぞ!と叱られて…しょんぼりしながら帰宅。
新年早々自宅で安静中。

何だか嫌な予感がする年明けになってしまった。
今年の俺、大丈夫かなぁ。

不安なスタートでした。
今年もあと僅か…

一年を振り返ってみて、今年も様々な出来事があり、沢山の人に出会い関わって来たが…。

仕事の幅が拡がるに連れ人脈も変化し、深い関わりになっていく人脈も有れば、関わりが薄れて行く人脈も有る。

よく、親しき中にも礼儀有りとは言うが、長く関わると馴れ合いになり易く、昔に比べると、その辺りのケジメが疎かな時代になったんだなぁと感じた。

ゆとり教育世代だから…と言う人もいるが、確かに自分の都合、自分の目線だけで会話したり行動したりしてしまう人を見受ける機会が多かった。
本人達は悪気も無く、普通だと思っているのだろうから仕方ないが。

ただ、関われば関わる程、勿体無いなぁと感じる若者が実に多い。
頭の回転も速く、才能も将来性も大いに持ちながら、信頼関係を築くコミュニケーション力が欠落しているのがもどかしい。

どの世界でも、頭脳や才能だけでは到達出来ない領域があると思うのだが…
それを諭すと、いとも簡単に挫折してしまったり、躊躇無く投げ出してしまったり…呆気なく精神的な脆さを露呈してしまう。

惜しい、実に惜しい。少し視野が拡がるだけで、無限の可能性が開ける若き才能の芽を、自らの延びしろを、自ら摘み取ってしまっている姿が悲しい。

私は、そんな将来ある若い芽を花開かせ、導く術を持ち合わせているのだろうか…。
まだまだ、私はそんな術を修得出来ていない。

人との関わりにより、自分の未熟さ、至らなさを改めて認識した一年であった。

来年も、再来年も、生きている限り、その歳に応じた役割が有るんだと肝に命じ、鍛練を続けようと思う。
師走となって、益々息の抜けない忙しさになってきました。

企業としてのシェアが拡がり、従業員も増え、暗黒の2年を切り抜けてきた今、社員達の精神的なゆとりと安定を獲得する為に避けては通れない正念場に差し掛かっているとあれば、私ももうひと踏ん張り堪え忍ぶべき局面だと認識しなきゃならない。

判っていても、未熟者にはあまりにも気を張る状況が続き過ぎて息苦しい。

夜毎、気持ちを切り替える意味で気晴らしに出掛けるが、なかなかリラックス出来る環境を見いだせない。

すべき事ははっきりと見えている。その為に費やす労力も、時間も認識している。
しかし、それを成し遂げ、次のステージに昇るべき精神力がまだまだ備わっていないのだろう。

自分を鍛え上げるのには最高の環境に居る現状は、この上無く有り難く感じるが、支えになる存在を求めるのは…やはりまだまだ根性が足りないなぁ(笑)

11月28日で、我が社は創業2周年を迎えた。

2年前、会社登記手続きを進めている最中にリーマンショックが起き、100年に一度の大不況…と言われる不景気に、起業早々飲み込まれた。

経営は全く成り立たず、何をやっても空回り…。
仕事も満足に取れず、僅かに受注出来ても採算の取れない安値の案件ばかり…。
資本金を崩しながら食い繋ぎ、毎日毎日無駄足になりながらも営業に奔走。
今思い起こしても、最悪なスタート、惨めな船出…。

空回りしたまま1年目を終え、ろくな成果も無く、ただ1年会社を潰さずに何とか綱渡りしただけ…。

2年目に入っても、業績は好転せず、ひたすら種まきの繰り返し…。
業績は伸びるどころか落ち込む一方。

状況が変化したのは今年の春頃からか?
急に会社の電話が頻繁に鳴り出し、それまでコツコツと蒔いた種が芽を出し始め、この数ヶ月でやりきれない程仕事が舞い込み、開業以来の忙しさ…。

そりゃゴルフやってる暇無くなる訳だ…。

3年目に入り、起業時3人だった従業員が、私を入れて7人になった。それでも間に合わず、外注の人員も含めて、現在稼働人員は12人。

売上は1・2年目の年商を僅か2カ月で突破し、年末迄には2倍を越すのも確定的。

急激な環境の変化に自身が一番戸惑っている。

2年前の11月28日、こんな状況など微塵も考える事無く起業したあの頃がつい昨日の様に感じる。

とりあえず、2年目の創立記念日を、会社を潰さぬまま迎えられて何よりでした…。