正月ムードも落ち着き、漸く本格的な仕事始めになった。

しかしながら、年末年始に痛めた右手は、未だ湿布を欠かす事が出来ず、完治に至っていない。

先生…腫れは引いたけど、動かすとピキピキと痛みが走るし、指に力が入らないんですけど…

ガキの頃から30年以上付き合ってる元軍医の先生。
昔から乱暴な口のきき方は変わらない…。

お前も歳とったなぁ…若い頃と同じつもりで激しい使い方しやがって…
腱鞘炎って言うんだよ!バネ指って知ってるか?
中年以降になると、腱鞘が弱くなって、炎症起こしやすくなるんだよ。
腱鞘炎ってのは癖になりやすいから、完治するまでしっかり治療しないと、ゴルフ出来なくなるぞ。

マっ、マジっすか…?
しっかり治療って、どれくらいかかるんすか?

わからん。とりあえず1カ月くらい親指動かせない様に固定してやっから。
とにかく患部を安静にして使わないこった。いいな!

そう言って、右手首全体を大袈裟なまでに包帯巻いて、まるで骨折してギプスしてるみたいにされてしまった…。

たかが突き指のはずが、こんな大事にされるとは…。

帰宅後すぐに包帯ははずしたが、確かにこの痛みはただ事では無さそう。

真面目に養生して、ゴルフも当分お預けです。

右手の親指が動かせないだけなのに、とても心細く弱気になってしまい、自分の気の小ささを思い知り、あ~ぁ情けない情けない…。