末恐ろしい営業マン | セールスの学校 財務部長 赤木哲雄のブログ

末恐ろしい営業マン


先日、末恐ろしいと思った。



僕はいつものように、地元の駅から電車に乗った。


幸いなことにすいていて、座れた。


僕は電車で座れると、アイフォンで電子書籍を読むのがいつものパターンだ。




で、アイフォンで電子書籍を読み始めると、千川という駅から何人かが乗ってきた。




話声が大きかったので、僕の耳に入ってきた。





「とにかく、すげぇ~のよ」


「マジで興奮するし」


「顔とかスタイルとかマジ半端ないからぁ」





(僕は思わず、聞き耳をたててしまった。  何が?)




「画像も超キレイで、何から何まで丸見え!だから」



「で、まづさぁ、最初にすげぇキレイな○○という外人が出てきて、

そんで次に、・・・・あれが・・・・・・・これで・・・・・最期には・・・・・・」
(卑猥な言葉ばかりで、書けない)



「こんなことも・・・・・・・・・・・・・・あんなことも・・・・・・・・・しちゃってて、マジヤバイ!」


(オイオイ、電車でそんなこと話すなよ~と思いながらも、)

(僕は、完全に話しに聞き入ってしまい、電子書籍の内容がまったく頭に入らない。)

(完全に興味がわいている・・・・(-。-;))

(僕は、思わず話し声がするほうをみた。
ちょっと甲高い声だったので、学生だろうと思っていたが、見ると中1ぐらいの学生3人組だった。)


(もう察しがつくかと思いますが、どうやらHなDVDの話をしているようだ・・・・・・・)



「どうする?見たい?」


「今からうちに来れば見れるけど。どうする?」


「見て、良かったらダビングしてやるよ!」



(話を聞いていた他の二人)「行くよ!っていうか見たい!・・・・・。」





なんて言いながら、彼らは池袋の駅で一緒に降りて行った。






(僕はふと思った。)



話をしていた一人の学生、只者じゃない。

話を聞いていた二人を完璧に動機付けして、無意識に商品のベネフィットを伝え、

セールスの学校で伝えている一つのスキルBIPROという動機付けテクニックを使っているではないか!

そして最期にはクロージングまでしているではないか!



もし、この中学生が、将来営業マンになったら天才的かも・・・・・・・末恐ろしい!








たった二駅の間の話であったが、僕も完全にセールスされてしまった。



僕の降りる駅は、永田町の予定だった。


しかし、


思わず池袋で降り、その中学生の家に行きたくなった・・・・・・・・・(笑)















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