仕込みもひと段落つき、颯太と話す

昨日は大学の集まりで朝まで飲んでいたらしい

朝に帰り、すぐ寝たが寝坊したようだ

だが、このテンション

さすが大学だな、と思う

感心していると店の電話が鳴る

ひと呼吸おいて電話にでる


「お電話ありがとうございます!」


声のトーンが少し上がる

毎回このタイミングは自分で笑いそうになる

この外面の良さは少し滑稽に思うから

別の人を演じてるみたいだ


「30分後に4名の予約なー」


颯太に伝え準備をする

少し飽きてる、でも従業員には見せない