ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の上位レベルLCCM住宅(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅)の普及は未だ先のことだと思ってました

知っているのと知らないでは、

すごい差がつく。

住宅専門コンサルタントのアール

こと吉川浩一です。

 

昨日、福岡で開かれたLCCM住宅の視察研修会でその認識が根底から覆されました。
 
今年から始まった国交省のLCCM住宅補助金
125万円/戸には67社765件が採択。
 
顧問先のビルダーさんでも15件採択されましたが、技術系ではない私にとっては
LCCMの基準や、どうすれば採択されるのかは正直チンプンカンプンでした😅

 
それが、講義を受け、実証モデルを見学して、ようやく理解できました。
 
結論から言えば「なあんだ、そんなことでLCCMになってしまうんだ」
って感じ。
 
モデルの外観、内装、設備は別に普通のこじんまりした住宅展示場。

 
強いて言えば、玄関を入ったときの木の香りの強さかな…
 
 

 
性能は
Ua値:0.44W/㎡・K
C値  :0.54㎠/㎡
N値  :1.49kN/㎡
 
ここまではZEHの家を建てている方なら、まあ頑張ればいける範囲ですよね。
 
 

 
ちょっと凄いなと思ったのは
一次エネルギー消費量:262MJ/㎡
(省エネ基準比63%削減)
 
ZEHの基準が20%以上、ZEH➕でも25%以上の削減ですから、
ここが一つのポイントですね。
どうすれば63%も削減できるのか?
 
このモデルを建てられたエコワークスの小山社長のお話では
 
1.ZEH+程度の外皮性能に設備レベル
 
2.ZEHを達成できるレベルプラス4kwh以上の太陽光発電を搭載する

これでザクッとLCCMになり、あとは申請上の細かい要点をクリアしていく感じです

是非、来年はLCCM住宅にトライしてみてください。
 
 
 

 

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   代表取締役 CFP

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