私は電気主任ん技術者試験(電検)へ挑戦する方々(以下、敬愛を込めて電験さんといいます)を応援するためにも本ブログを活用しようと思います。(試験種別は問いません)

 

私は2018年に第二種電気主任技術者(電検二種)の免状を取得しました。

 

取得の動機は一つに会社の人事評価の得点になるからということ、もう一つはそれなりに電気・電子・情報分野で教育をうけ、経験も積んできた自負があったものの、それを客観的に裏付けるようなものがなく、ここ数年「よし資格試験に挑戦しよう」っていう試みを始めたという背景もあります。(ほかにも情報・通信系の資格にも挑戦中です)

 

ですので、なにか実務上の必要性があって資格を取ったわけではないのです。

実は私のいる工場も電気主任技術者のニーズは有るのですが、今の業務が好きでそちらの仕事ができなくなるのが嫌であまり、社内では資格取得が目立たないようにしているくらいです。

 

ツイッターを始めて電気電子に関わる呟きをしていると、ぽつぽつと電験さんや現場の主任技術者のかたたちとのつながりができてきて、そして電気主任技術者連盟なるものが設立されたことを知りました。

 

わたしも、昨今の電力業界の変革で電気主任技術者が不足がちの状況は薄々は感じていたつもりです。しかし、実情は私が思っていたよりももっと電気主任技術者に過酷な状況を押し付けているのではということに思い至るようになりました。

国も当然その現状を認識していて、主任技術者を増加する方策を取ろうとしています。ただ、いたずらに数を増やすだけで主任技術者の質を下げるようなやり方になってしまっては、重要な社会インフラである電力供給網(日本の電力供給品質は素晴らしいのです)を揺るがす恐れがあります。

そのようなわけで、電気主任技術者連盟の理念に共感して私も加盟はしましたが、実務経験も担当省庁とのコネクションの無い私でも何かできるようなことはないかと考え、電験さんを応援することが電気主任者の質的向上の部分で貢献できると思いいたったのです(勘違い甚だしいかもしれませんが)。

 

なのでこのブログでは電検試験問題の解説や理論的背景の説明等をしていければいこうかなって考えています。

既に世の中私よりも豊かな表現力で分かりやすい解説されている方々もおられるので、このようなニーズがいかほどあるかはわかりませんが、自分の得意分野(後述)もあったりするので、そのあたりで貢献できればと思います。

 

過去問のこの問題をもっと解説してほしいとか、ここの理論的背景が分からないっとかあったら、可能な限り掘り下げて書いていきたいと思いますので、ニーズがあればご連絡ください。なくても自分で拾ってきて書いたりもするつもりです。

(ブログは何度でも編集してブラッシュアップしていくことができるので、ツイッターに比べてその辺りが非常に強力だと思います。)

 

方針としては試験のための必勝の方法論というアプローチよりも、なんでこうなるの??を掘り下げていくアプローチにしようかなって思います。

 

とまあ雑駁とはなりましたが、とにかく電検さんを応援したい気持ちの表明です。

 

【得意分野に関する説明】

①理論⇒電磁気・回路理論・交流理論・電子工学・電子回路、、、全般的に得意です

②電力⇒あまり得意ではありません。基礎的な物理は履修してるので試験の方法論ではなく水力とか火力の発電原理などの掘り下げはできるかもしれません。

③機械⇒電気機器・パワエレを中心に得意ですが照明がらみはど素人です。

④法規⇒法体系の読み解き方くらいで、、、、実務経験の無さからも察してください。

⑤電力・管理⇒上記電力科目と同様で特に%インピーダンス法は使い慣れておりません。

⑥機械・制御⇒上記機械科目同様全般的に得意で、特にパワエレ・制御は得意です。

 

※特にパワーエレクトロニクス(パワエレ)の選択は電検さんたち界隈では避けらられてる傾向を感じる(客観的証拠はない)のですが、この分野の革新無くして今の電力業界の変革はなかったとさえ思いますので、是非是非知って興味を持っていただきたいです。