■勝汰章の著作刊行本
「笑顔になるための246のことば」
悲しみを乗り越える時に・・・
夫婦/恋愛/会社、仕事/子供/家族/友情、信頼/お金/病気、事故/生と死/挫折/セックス/男と女/今/
2030年までの運勢鑑定付
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「総理、あの国から輸入した野菜が原因だと判明しました。これからどうしますか?」
と、厚生労働大臣が言う。
「困ったニン・・・相手が悪いニン・・・あの国には何も言えないから、どうするかだニン。何か良い意見はないかニン。外務大臣はどう思うニン?」
「外交問題になります。いくら我が国がウイルスについて見解を述べても、まず、否定されて昔の戦争時代の問題を持ち出すことは必死です。我が国だけしか発症していないので、こちらとしても弱いのです。本当に困りました。あの国に意見を言える大国に話してみますか?」
「それもまずいニン。あの国を刺激することは避けたいニン。ワクチン製造を急いで行うしかないニン。いずれ国民も忘れるニン。今はワクチン製造で国民の目をワクチンに向けるしかないと思うニン・・・あの国はまずいニン」
総理の一言で、このウイルスのことは隠蔽することになった。
専門対策チームの全員にも緘口令がしかれた。
「おいおい。この国も俺たちの国と同じだ。情けないな」
「あぁ、こんな展開になるとは思っていなかったよ。結局、隠蔽体質ということだ。国民に知られると騒ぎになり、政府の責任も問われることになる。そうすると支持率も落ちて解散総選挙になる。それを恐れているということだよ」
「これからどうする?」
「野党の代表にでも・・・」
「どうやって?」
「あの代表は豆が好物らしい?豆君にお願いしてみるかい?」
「豆君は何が出来るのかい?」
「特殊な才能があるんだよ」
「あっ、あのことか?」
「そうだよ。あれなら国民に知らせることは出来るだろう?」
「しかし、豆なら、かなりの食品として使われているから、また、大騒ぎになるぞ。それでもいいのかい?」
「仕方ない・・・」
キャベツたちは豆君にテレパシーで連絡を取り、協力をお願いした。
あの国からの野菜の輸入は禁止されていたが豆については何の制限も規制もなかった。
野党の代表が集まっての会議の場のことだ。野党第一党の党首が口を開いた。
「与党は、奇病対策といいながらワクチンを製造しているが、国民にとっては不満足なことばかりだ。野党としても、このまま見過ごすことは出来ない。野党としてもワクチン製造を外国にお願いしようと思っている。国民のために何が出来るかということだ。国内製造だけでは間に合わないのだ。同盟国にお願いしようと思っているが?」
「意義なし。政府与党の動きは遅い。官僚も遅い。本当に国民のことを考えているのか?」
「そうだ・・・そうだ・・・ここで野党の支持率を上げよう」
「野党党首の皆さん、意見は一緒ということでいいですね?私も野菜を食べたいが、こんな情勢なら、いつになったなら食べることが出来るのか?俺は、豆料理が好きだから毎日豆を食べて栄養を補給しているが、豆にも飽きてきた。俺も国民も苛立ちは最高になっている。政府に対する不信感や与党の支持率も急降下している。今が一番のチャンスだ。野党の存在をアピールすることが政権を取る近道だ。ワクチンの製造を・・・何か変だ?俺の額に何かないか?」
「・・・大沢党首・・・額に変な文字が浮き出ていますが?」
「党首・・・どうしましたか?変な文字です。ちょっと見せて下さい」
「何だ?手で触っても何の感触もないが、額が熱く感じる・・・」
「大沢党首・・・大変です。豆という文字です。その文字の前に中という漢字のようなものもあります。何でしょうか?」
「中豆か?」
「チュウマメかナカマメ?・・・」
「何でしょうか?」
「医者だ。医者を呼べ・・・」
野党の大沢党首に異変が起きていた。
「おいおい。豆君がやってくれたよ。これで分かるな?」
「そうだな。しかし、豆君もたいしたもんだよ。野党の議員だけという、裏技を出してきた」
「中豆・・・これなら分かる。どうやら、豆の成分分析に入るらしい。そうするとウイルスだと分かる。楽しくなってきた・・・ハハハ・・・」
野党の議員は豆という文字で、あの国から輸入した豆についての分析をした。
京都大学の大江教授によるものであった。
「これだ・・・キャベツやニンジンと同じようなウイルスがある。ウイルスの形は中豆という文字に似ている・・・これが額に浮き出たということか?今度は言葉できなくて額に・・・それと、この豆は、あの国から輸入したものだ。ディーエヌエーが一致した。しかし、野党の国会議員だけということは不思議だ?皆はどう思う?」
「まるで分かりません。野菜では言葉。豆では額・・・しかし、野菜はどこの国から輸入したのかは発表されていません?この豆は間違いなく、あの大きな国からのものです」
「野菜は未発表だ。何かあるのか?発表できない何かが?」
この京大の教授からの報告で野党の議員は驚きの声を上げた。
早速、野党の秘密会談が召集された。
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