すっかりブログから遠ざかっていたら、

ブログを書く所へどうやってログインすれば良いのか

分からなくなっていました‥‥‥‥

 

ほぼ1年ぶり。ご無沙汰です。

 

今年は、年明けから母が「足が痛い!」とのたうちまわるところから始まりました。

そのあたりから、「もう一人暮らしは無理だな……」と覚悟を決め、少しずつ準備を開始。

 

とはいえ、毎日通っているデイホームの方々の暖かさや、きめ細かいケアと離れ難く、

さらに担当のケアマネさんの素早い対処や懐の深い対応とも

別れ難く、

毎朝食事を届けるたびに、1時間近くマッサージや体操をする事で、母の筋力も復活!

やはり「筋肉は裏切らない!」とと実感し、母も元気を取り戻し、も少し大丈夫かな、と安心していたのですが……。

 

7月。ついに恐れていた失禁が始まり、そこからはもう転がり落ちるように認知が進んでいきました。

 

痛み、というのは、もうそれだけで頭の中がいっぱいになってしまうのでしょう。

それまでできていた事が、次々とできなくなり、

毎朝実家の玄関を開けるのがドキドキ。

スペクタルな日々の連続!

 

ある日は扉を開けた途端、そこで横たわる母の姿が。

 

どうやら寝室への方向を間違え、玄関に向かってしまい、そのまま段差に足を取られて落ちてしまったようでした。

 

落ちる際に、そこらにあったコート(冬物を片付けていなかったのが幸いし)をつかんだらしく、体の下にしっかり敷いて、それなりに居心地よくしているのは大したもので。

 

大きな怪我がなく幸いでしたが、こんなこともあるのか、と

それ以降は、朝だけでなく、夜のデイホームからの迎え、そして夜中の見回りも開始。

 

紙パンツを履いていても朝まで保たず、全身びしょ濡れになっていたときは、低体温症になっていて、大慌てで体を温め、マッサージをし………

 

そして9月中旬より、ついにグループホームに入所、となりました。こうして母のひとり暮らしは89歳にして終わりを迎えたのでした。

 

介護が始まってほぼ9年。

第1期は、毎日三食食事を持って行っていたけれど、母はまだ元気で、通販でやたらと買い物をしてしまっていたころ。

 

第2期は、デイホームに通い始め、食事も時には二食だけでよくなり、お風呂もホームで入れてもらえるようになり、ほっとした時期。

 

第3期は、認知が進行し、病院やら何やらで、母の食欲もおち、辛くなってきた時。

 

そして今、第4期に突入しました。

 

今は、週2〜3回ホームに顔を出し、あれこれ季節の服を持って行ったり、薬を追加したり、と用事をすませに行っています。

 

先日、「私だ〜れだ?」との私の問いに、「わ〜、けいちゃん、久しぶり!」『? けいちゃんって誰だ?』

毎日会って居ないうちに、どうやら私の名前をわすれてしまったようです。次回、また聞いてみるつもり。ま、こんなこともある、かと。

 

このグループホームにいつまで居られるか分かりませんが、とても良くしてくださるので、少しでも長く、元気に過ごしてくれるように願っているところです。

 

添付した写真は、今年取材で訪ねた広島県鹿島にある段々畑の石垣。ひとつひとつ積み上げられた石垣は見事なものです。

 

この石垣を守っているのが、今年94歳になるでんじろうさんん。「毎日、来とるよ。草が生えると根っこで石が緩んでしまうからな。ご先祖さまが作った石垣じゃから、わしが守らんと。」と。

お家まで一緒に歩いたのだけど、いや〜、歩くのが速い!

 

私もこうありたい!