先週木曜日、池袋のメチャおいしい韓国料理屋さんに行きました。名まえは自起屋。チャギヤと読みます。いっしょに行ったのは、池袋に事務所を持つ、動物カメラマン福田豊文さんと彼の奥様と奥様の妹さん(U. F. P. 写真事務所を検索してみてください。ここが福田さんの事務所です!)。

福田さんとは、かれこれ15年くらいのおつきあいです。彼の撮った動物写真のライブラリーから写真をお借りしたのが始まり。その後、うちで生まれた子犬たちの写真を撮っていただいたり、その写真の入ったカレンダーができたりしているうちに、お互い酒飲みであることが判明。それなら、と、事務所の終わるころに写真を借りに伺っては、そのあとビールをごちそうになったりしているのです。

彼の写真には、いつも動物に対する愛情が溢れています。「どうだ、うまいだろう、この写真!」と言った押し付けがましさがなく、あるがままの動物たちの姿を暖かく包み込むような写真ばかりで、見ているだけで幸せな気分になってくるのです。福田さんの人柄そのままの写真の数々。動物ラブのワタシとしては、彼から聞く動物園の話や、故郷有明海で撮り続けているムツゴロウの話を聞いているだけでワクワク。「最近、こんな写真も撮ったんだよ。」と見せていただく写真にニマニマ。最高の時間です。

で、自起屋。このお店は福田さんの紹介で、ワタシも気に入って何度も足を運んでいるお店です。お店の方たちは皆さん韓国の方たち。店長さんはイケメンのおにいさん。そのせいか、お店は女性客でいっぱい! 海鮮チジミ・じゃがいものチジミ・チャプチェ・韓国風卵焼き・カムジャタンを注文。いや~、どれも美味しいったらないんだから~! 生マッコリをぐびぐび飲みながら、チェイサーで生ビールを飲む。そして食べる! 何なんでしょうねえ、この幸せったら。

韓国料理に堪能した後は、「いいお店があるから、もう一軒行きましょう!」との誘いに素直に従うワタシ。行ったのは、韓国の女性がやっているカラオケバー(っていうのかなあ)。センスのよいインテリアでカウンターとちょっとだけテーブル席がある、こじんまりとしたお店でした。

福田さんは歌がうまい! それも韓国語の歌を次々と歌いこなしてしまう。それを聞きながらワタシは、お店の方と韓国語まじりの会話を交わして満足。この間韓国に行ったときにもカラオケに行ったのですが、韓国語の歌はほとんど知らなくて、しょうがないので英語の歌を歌っていたワタシ。今回も同じ状態となってしまいました。そうだよなあ、歌の一つも歌えなくちゃなあ。これだけ韓国に行ってるんだから……。

こうして、韓国料理と韓国語とハングル文字(カラオケの画面の歌詞はもちろんハングル文字なのです)をたっぷりと浴びた三日後………。

声優をしている友人が三月末に舞台に立つことになり、それも時代物なのでおけいこのときに浴衣を着なくてはいけない。なので、浴衣の着方を教えて~、とのメールが届きました。地方でのステージを終えてからの来訪だったので、うちに来たのは夜の11時。それからレッスン開始です。

久しぶりの着物扱いで、こちらも何とも嬉しい気分。裾丈の合わせ方から始まり、お端折の作り方、胸元の整え方、ひもを結ぶコツ、帯の締め方……。飲み込みが早く、5回ぐらい繰り返したところで、もう大丈夫でしょう、となりました。それからは、着物を着たときの歩き方や裾さばき、気崩れたときの直し方などを伝え、最後にたたみ方を教えてレッスン終了! その後はコーヒーを飲みながらしばしおしゃべりをし、午前2時。ワタシの運転でお見送りと相成りました。

その余韻が残っていたからでしょう。今日は打ち合わせが一つ無くなり早く帰れたので、久しぶりに着物で過ごしてみました。う~ん、やっぱり着物は気持ちがシャンとしていいなあ。

そのままの勢いで、夕飯も和風です。五穀米・キャベツと豆腐のみそ汁・納豆・イワシの甘酢煮・たっぷりの白菜ともやしの上に牛肉をのせてセイロ蒸し。ポン酢でいただいたセイロ蒸しは、簡単で豪華に見えて、家族にも好評でありました。

そして、明日からしばらくの間は、バングラデシュについての原稿を書きます。そう、どっぷりとバングラデシュに浸る日々の始まり始まり~。明日の夕飯はバングラカレーかな?

先週からアジアに偏ってはいるものの、あっちこっちの国に飛んで行っている感じが自分としては嬉しいのです。国際派? そんなあ~、とんでもございません! どの国も大好き、っていうだけでございます!