ぴーちゃんの妊娠から病気判明まで4 | お弁当作り卒業✩マイペース日常♪

ぴーちゃんの妊娠から病気判明まで4

ぴーちゃんが転院してからなんだか変な胸騒ぎがしていました。
これは旦那さんにも言ったことがないけど『肺炎だけであって欲しい。他に病気が見つかりませんように』わたしはまだネットで調べた『小頭症』が頭に残っていたのです。
転院手続きが終わった旦那さんから電話が来ました。
『とりあえずの処置と検査は終わって今のところ後遺症になるような病気ではない。』と連絡を受けました。わたしはホッとしたようなまだなんとなくスッキリしないような変な気持ちでした。
もう少しなにか突っ込んで検査のことなど聞きたいような気がしたのですがその時は『早くわたしが退院して面会に行かなきゃ。』とそればかり考えていました。

待ちに待ったわたしの退院日。そこの産婦人科は退院時に赤ちゃんと一緒に写真をとり病院の廊下に飾ってくれるんです。
事情を知らない受付の人が『写真取りますので、帰る前に少しお時間下さい。』とわたしに言ってきました。わたしは『転院してしまったので・・・』と言うと、受付の人は『そうなんですか、判りました。1カ月検診の時でも構わないので声かけて下さい。』と言って去っていきました。
何気ない会話だったのですが、すごく淋しかったのを覚えています。
わたしは旦那さんとぶーちゃんと病院をあとにしました。
 
そのまま病院に行きNICUに居るぴーちゃんとご対面!酸素濃度をかなりあげて酸素マスクではなくチューブを鼻から入れられ泣いていました。お腹が空いたのか眠いのか大騒ぎでした。
担当医からの説明は『多分お腹の中にいた時の胎便を肺に吸い込んでしまい細菌感染をおこしたのだと思います。二週間から一ヶ月の治療になると思いますのでお母さんは面会に来られる時に母乳を冷凍して持ってきてください。』と言われそれから毎日面会に通いました。
幸い医療センターへは車で5分でつく距離だったので通うのにはとても楽でした。
NICUに入り6日後NICUから出ることができ新生児病棟へ移りました。
ミルクも哺乳瓶で飲む練習が始まりました。この日初めて抱っこしたんです。あまりに嬉しくて泣きそうだったのを今でも覚えています。
その後も毎日母乳を搾って冷凍して持っていく日々。。。

病棟に移ってから10日後。午前中医療センターから電話がかかってきました。
看護師『お母さん今日の面会は先生からお話があるのでお父さんも一緒に来ていただけますか?』
わたしは『小頭症』の事が頭をよぎり『なにかあったんですか?』と聞きました。
看護師『先生からお話がありますので。』
わたし『たいした話でないのなら主人も仕事中ですしわたしだけて伺いたいのですが。なにかあったのですか?』わたしはしつこく聞きました。すると看護師は担当医に電話をかわりました。
担当医『MRIの結果、脳に明らかな所見がみられるのでお父さんにもお話を聞いて頂きたいのですが。』
わたし『今後の生活に何か問題があるということですか?』
担当医『そうですね。』
わたしは電話を切り、震える声と手をどうにか止めようとしてぶーちゃんの所へ行き少し落ち着いてから旦那さんに電話をしました。
旦那さんはすぐに帰ってきて、ぶーちゃんを近所のお友達の家に預けてわたしと面会に向かいました。