長らく地元の病院に入院していた実母が、3年ほど待たされてようやくこの5月に実家近くの特別養護老人ホームに入所してはや半年超。
コロナの波が上がったり下がったりでなかなかな思うような面会ができず、8月の誕生日のお祝いに花を持って会ったときも窓越し。
このときはまだ車イスに座って、私や上娘の顔を見てニコニコ笑ったり、手を振ったりもしていたのですが…
兄から連絡がある。
ここのとこ、ご飯を食べない日が続いている。少し覚悟した方がいいかもしれない。近く行けるときに面会してきて。
ということで4か月ぶりに会う。
いつものお部屋ではなく、特養のなかの保健室みたいなところに寝かされていました。
私が来たのも分かってるのかわかってないのか。寝てるんだか起きてるんだかな状態。
上娘にお見舞いで食べ物持っていけそうかどうかを確認してくるね、と言ったものの、とてもじゃないけどそんな状態ではない。
点滴いれているから脱水症状にはならないけど、栄養補給したかったら胃ろうの手術が必要と。
どうするか家族で話し合ってくださいね。
と、いきなり突き付けられました。
でも、これまでもそれとなくですが、いろんなフェーズになったときのことはなんとなく考えてはいて。
自分だったらどうしてほしいか考えたら、ただ生かされている状態のための延命は要らんよね。という考えを持っています。
しかし、目の前に現実が突きつけられたら、施設としてはやはりそこは今一度確認しておかねばならないというのは分かる。
兄と話し合いますが、恐らく兄も考えは変わってないと思う。
次の段階に進んだのかな。
不思議なことに、悲しいとか寂しいとかの感情はわかず。
何て言えばいいのか自分の言葉で表現しづらいな。