ピアノの話
早朝鬼散歩途中、大体NHKラジオを聴きながら歩きます。年末年始は深夜番組は通常通りオンエアされていましたが、その後の早朝5時からの番組は年末年始モードでお休み。代わりに私が聴いたことのない時間帯の番組が再放送されていました。これはこれで面白かった。朗読があったり音楽も色々と特徴のある視点から切り取ったり。中で、クラシック番組がありまして、20分とかそのぐらいの尺だったのですが、そこで普段は恐らく公共の電波ではそんなに流さないよなあと思われる、ピアノの練習曲をまとめて紹介していたんです。最初はバイエルに始まり、ブルグミュラー、ツェルニー、ソナチネと進んでいきました。チャイコフスキーの子どものための練習曲集みたいなのもあって、この中の2曲が、かつて下娘が通っていたお教室の発表会作品の中で使われていた曲だったりして…そんな発見もあり、やはりピアノとバレエは親和性があるなあなどとも思いながら聴いていました。ちなみに「くるみ」の中の金平糖とか花のワルツなどの曲のピアノバージョンもあり、いいなあと思いました。さて。実は私は5歳から高校1年の夏ごろまでピアノを習っておりました。最初の3年ほどは近所で個人で教室を開かれているお姉さんのところで、小2からはバスで30分ほどの教室に移り、週1回通っていました。最初に通っていたときはどこかの団体に所属していたらしく、隣県のそこそこ大きなホールでの発表会があり、フォスターの「夢見る人」と、バイエルの練習曲の中の一つ、計2曲を演奏しました。しかし後に辞めるまで通ったところはそのような発表会のようなものはなく、ひたすらレッスンに励む日々でした。楽譜や練習方法もガラッと変わり、多分A3サイズだったと思うけど、大きな楽譜2冊(ピンクのはメトードローズ、黄色いのはタイトル覚えてませんが、ハノンの子どもも取っつきやすいバージョンみたいな内容だったかと思う)を携えて毎週通いました。メトードローズが終わったタイミングでバイエルの黄色本の途中からに移行し、その後ソナチネに入りました。ソナチネ時代が一番長かったかな。ラジオでソナチネが流れたとき「あ、これ弾いた」「これも弾いたなあ」「あ、これ一番好きだったやつ!」などなど歩きながら楽しく聴きました。先生は1番から順番に楽譜全部あげて…というタイプではなく、途中の番から始まったかと思うと前の番になり、次は後半の曲、という風に飛び飛びでした。一緒に習っていた同学年のいとことも同じ流れではなかったので、恐らく先生はそれぞれの性格や習熟度に合わせて曲を選択されていたんだろうと思います。発表会などはなかったけれど、門下生の中には本気でピアニストを目指すような人もいて、東京芸大付属高に合格されたときはちょっとした話題でしたね。何しろン十年前の、地方の中でも県庁所在地でも政令指定都市でもない一地域からの合格ということだったので😃しかしみんながみんなプロを目指すような人ばかりではなく(むしろ一握りもいなかったかも)、趣味で弾きたい人の方が圧倒的に多く、私もその一人。しかし基礎から教え込まれたお陰で、発表会はなくとも、それなりに楽しんで弾けるようになったことはありがたいことです。結構、勝手にショパンの曲なんかを弾いて遊んでたりしたからね😁しかし高校に入ったら、むしろ通いやすくなったはずなのに剣道部とのやりくりが大変になって、夏休みに入る前に辞めてしまいました。もうあの頃みたいには弾けないと思うけど、時々無性に弾きたくなりますね。