午前中に楽しみにしていたのは
NPO法人フリースペースたまりばの西野先生と不登校ひきこもり経験者と親によるシンポジウム
中学から不登校ひきこもりを経験し現在はミュージシャンでもあり介護士である方
中学から不登校ひきこもりを経験しフリースペースに通いながら高認を受け現在は大学院生の方
小学校から不登校ひきこもりを経験
高校から楠木学園に通い現在は楠木学園の専攻科の方
中学から不登校ひきこもり
フリースペースたまりばを経て今は
大学生のお子さんをお持ちのお母さん
現在、通信制高校に通うお子さんをお持ちのお父さん
この5人の方に西野先生が質問して、その時々の心情などをお話ししてくれました。
中でも印象に残ったことをいくつか
* 悪気はないのだろうけど、親がマンションの〇〇くんは今は〇〇なんだって~なんて報告してくるのがつらかった
*たまに学校に行けた日も親は大げさに喜んだりすることがなく自然にしていてくれたことは嬉しかった
西野先生のお知り合いの親御さんで子どもが学校に行けた日に喜びすぎてお赤飯を炊いてしまい次の日からお子さんは引きこもったということがあったそうです。
この親御さんの気持ちはわかりますよね。
でも学校に行けた日を喜んでしまうと
学校に行けた自分は〇
学校に行けない自分は×
と思ってしまうのですね。
嬉しいってついつい漏れちゃうんです。
気をつけよう。自然体でって難しいけど。
学校に行けた子どもも行けない子どもも〇なんです。
*西野先生が30年も不登校ひきこもり支援をやってきて不登校ひきこもりになった理由を明確に言えた子は1割にも満たない。
どうして?と聞かれると大人が納得する理由を探して答えているんですね。
だからそれを鵜呑みにして、それが解決できたら学校へ行けるかもしれないと親は必死になってしまう。私も経験済みです。
でもじつは子ども自身もわからなくて、自分のことなのにわからなくて苦しいんです。
*学校に行けなくなったとき、親がいろんな選択肢をくれたのはありがたかった
これで気をつけなきゃいけないことは、あっちこちの見学へ連れまわしたりするのは本末転倒だそうです。機が熟すのをじっと待ってあげなくてはいけないそうです。
でもね、私、ここで疑問がわき思わずハイ!と手を挙げて西野先生にお聞きしたかった。
けど小鳥の心臓の私はあの広い会場でそんなことできるわけない
その機が熟すのはどうしたらわかるの?
けっこう長く待ってるんですけど?
そのタイミングを逃したらどうする?
これは答えを教えてくれそうな方に今度聞いてみたいと思います。
*親と子どもの適度な距離感は大切
不登校になっておうち生活になると、気になって気になって見守るどころかもはや監視状態になりませんか?
私はそうでした。
カタッと音がしたら起きたかな?!
表情をチラ見しては機嫌悪いの?!
ゴミ箱のゴミを見てはこれ食べたんだ~
なんてね。
これはお互い苦しいですよね。
親も楽しみましょう!とよく言うけれど、こんな悩みがある中で楽しめるかいっと思ったことがありましたが、でもそれはきっと親御さんも子どもばかり見てないで他に目を向けましょうってことなのかなと思います。
なんだかまとまりなく長々と書いてしまいましたが、このシンポジウムはとてもよかったです。
お忙しい西野先生にお会いできる絶対に逃すことのできないチャンスでした
その西野先生がカナちゃんTVでお話ししています。
今、学校へいきづらいあなたへ
優しいメッセージです。泣きそうになるくらい。
☆ ←ここをクリック
そして介護士さんでもありミュージシャンの方も「布団の中のアーティスト」で検索すると出てきます。
布団の中のダニの次に出るそうで、ダニにはまだ勝ててないと冗談を言っていましたよ
お昼は焼きそばとスパレモ
