先日、いずりんと川崎市にある公設民営フリースペースえんの説明会に行ってきました。
以前ゴブリンさんが行きブログにあげていますね→★
「えん」は子ども夢パーク内にあるフリースペースです。
学校の中に居場所を見出せない子どもや若者たちが、学校以外で多様に育ち、学ぶ場です。
説明は代表を務める西野先生がしてくださいました。
西野先生は優しいオーラと頼れる強いオーラがあり、あったかい笑顔で接してくださいました。
私は初めてお会いしてお話しさせていただきましたが、いっぺんでファンになっちゃいました

説明会の中でたくさんの大事なことを教えてくださいました。
その中でも特に響いたこと
*子どもの失敗体験を奪わない。親は子どもが失敗しないように先回りしがちだが、安心して失敗できる環境を作ってあげることが大事
*学校に行かない時間を責められて過ごすか、安心して過ごすかでぜんぜん違う。
学校へ行っていない時間を豊かな時間としよう
*なにが「できる」とか「する」【do】よりも、「ある、存在する」【be】に光をあてること
*既成の制度や仕組みに子どもを無理やりあわせるのではなく、子どもの「いのち」のほうへ制度や仕組みを引き寄せたい
*子どもとコミュニケーションがとりにくいと思ったら、一呼吸おいてまずは自分の使った「モノサシ」を疑ってみてください。世間体とか普通とか、自分が使ってきたモノサシで計ろうとするから頭にくるし情けなくなる。子どもの育ちにモノサシはいりません。正しい子育てもありません。
「生まれてきてくれてありがとう」なのです。
こちらもご覧ください。子ども夢パークのホームページです→☆
西野先生はたくさん本も出していらっしゃるのでそちらを読んでいただいた方が伝わりますね
写真も撮ってきました
入り口です
危ない危ないとさせないのではなく、もしケガをしても今度は気をつけようと学びにもなります
子どもたちが書いた壁画 かなり大きいです
すごくいいですよね
この壁画にはエピソードがあって、当時17歳の引きこもりだった少年がたまたま家のリフォームに来ていた職人さんを見て、かっこいいオレもやってみたいと部屋を出て塗装工になります。そしてこの壁画の上の方を書くのにどうしようと西野先生が相談すると、その少年は親方に足場を借りきてきてくれて一人で足場を組んでくれて無事壁画を完成することができたそうです。
ちょっと息子と重ねちゃいました

この看板みてください
私たちはどれだけの「ダメ」を繰り返し、子どもの可能性を潰してきたことでしょう
説明会の映像で見たここで過ごす子どもたちの笑顔が眩しかった
うちの息子もここで過ごしたらあんないい笑顔をしてくれたのだろうか
どうしてもっと早くここを見つけてあげなかったのだろう
学校にもどすことばかり考えて、普通ばかりを押し付けて
悔やまれて、子どもに申し訳なくて、いずりんと2人で泣きました
でも過去を嘆いてもしかたがない
いま、ここからがスタートです
頭でわかっていてもなかなか気持ちがついてこない
そんなのあたりまえです
時間を要します
気持ちがついてくるまで、その時間をピアチェーレで一緒にすごしましょうね
嘆いてすごすよりも、いっしょに豊かな時間にしましょうね
そんな気持ちで私たちはいます
夢パークにあるおもちゃはほとんどが手作りです。これも誰かが作ったのでしょう。
可愛くって思わず写真を撮りました。
なんと、この日たまたま引きこもり名人の勝山実さんも来ていらっしゃって、西野先生に紹介していただきました。
勝山実さんも優しい穏やかな笑顔のステキな方でした。
図々しくも私たち、西野先生にも勝山さんにも映画に来てくださいとお誘いしてしまいました

お忙しいとは存じますが、もし、ご都合がつきましたらぜひ、いらしてください。
帰りの電車の中で「週に一回でもいい、私が夢パークに通いたい」と言うと
「があこちゃん…言うと思った」といずりんに言われました

ぜひ今度はプレーパークで子どもたちと泥んこになって駆けずり回りたいです。
西野先生ありがとうございました。
夢パークに行って、先生のお話をおききして、まだまだもっともっと広い世界があると勇気をいただきました。元気が出ました。
また先生のお話を聴きたいです。
があこ
※ 2015年8月2日(日)
あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にて
ドキュメンタリー 映画home を上映します。
あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にて
ドキュメンタリー 映画home を上映します。



















