先週、NPO法人フリースペースたまりばが管理運営する
川崎市子ども夢パークとフリースペースえんの説明会に
行ってきました。
駅近の広大な敷地に立派な施設
優しい笑顔に包まれた暖かいスタッフの方たち
魅力的な講師陣による数々の講座やイベント
などなど
更にはこちらを原則無料で利用でき
川崎市以外からの利用も受け入れているということで
本当に夢のようなところだと驚くばかりでしたが
こうした恵まれた環境設備にもまして素晴らしいと感じたのは
この施設の中にあふれるゆったりとした自由で暖かな雰囲気
そこにいる人の楽しさや安心感が伝わってくるような場の空気でした。
豊かな暮らし、生活がそこに根付いていることを感じました。
同時に 不登校生の存在自体が社会から葬り去られ
劣悪な状態だったであろう設立当初から
ここまでにするのは一体どんな道のりだっただろうと思うと
もうそれだけで胸がいっぱいになりました。
こちらの施設 息子が不登校になった頃から
ちらほらと名前は耳にしていましたが
(なにしろ神奈川では有名な施設です)
動かない息子が遠距離通って行くとも思えず
第一川崎市が助成しているということならば
川崎市民以外は無理なのだろうと思い込み
それ以上 この場所について
知ろうとすることはありませんでした。
最近、文部科学大臣がこちらの施設を訪れた
というニュースが流れ
改めてフリースペースというものが
にわかに注目され出している中
今回 たまたま たまりば代表の西野先生と
映画館の前後席で一緒の映画(みんなの学校)を見た
ということがきっかけで
仲間うちで かの こども夢パークが実際どんなところで
何をしているのか是非見てみたい という話になり
定期的に開催されている説明会に
お仲間と一緒に申し込ませていただいたのです。
説明会のなかで 西野先生がおっしゃられた
とても印象的で忘れられない言葉がありました。
とにかく守るべきは子どものいのち
それ以上大切なものはありません。
それを忘れないで欲しい。
だれもが「生きている」
ただそれだけで祝福されること なんです。
改めて 我が子に対する思いの原点はそこにあった
と思い返すことができました。
西野先生は不登校保護者の方からの質問に答えるなかで
以下のようにもおっしゃっていらっしゃいました。
不登校の子はいつか必ず動き出します。
学校を卒業してしまって
成人を迎える年齢でも全然大丈夫です。
それまで 親が いかに 子どもにとって
安心できる居場所を作ってやれるかが大切です。
不登校の子どもが安心し
自己肯定感を持って過ごせるかどうかの鍵は
親が握っています、それに尽きます。
親の気持ちはすぐ子どもに伝わります。
親が学校に行かそう行かそうとしている気持ちもすぐに読み取って
子どもは不安になります。
とにかく子どもに居心地よい場所を作ってやってください。
情報を集めすぎず
子どもに意識を集中しすぎずに。
家の居心地が良すぎると 子どもはそこで満足してしまって
外に出られないんじゃないか なんて思うかもしれないけど
そんなことは絶対ありません。
子どもが心から安心して自己肯定感を得られると
もっと外へ 外へ という欲が必ず出てきます。
子ども というのはそういうものです。
このフリースペースからそんなふうに自己肯定感を得た子どもたちが
様々なかたちでたくさん社会へと巣立っていきました。
私たちは子どもを学校に戻すことは目標にしていません。
親は不登校でも大丈夫なんだ という情報が
あまりにないために不安を拭えず
無理に学校に戻さなきゃと思うけれど
必ずしも学校に戻らずとも生きていく方法はたくさんあります。
子どもが自己肯定感を得て動き出すまでの間
とにかく親も苦しく
その不安や苦しさは必ず子どもに伝わってしまいます。
だから 自分の好きなことを見つけてそちらに集中してみたり
地域の親の会などに参加して親同士で繋がって励まし合い
自分一人じゃないんだということを実感して欲しいです。
(メモを取っていなかったので、
思い出すままに順位不同で書いています。
西野先生のお言葉そのままでない点はどうぞお許しを)
西野先生の言葉ひとつひとつが
実感が篭っていて
愛情に溢れていると感じました。
子ども自らの意思で動き出すことの大切さも訴えておられて
この場所に無理やり連れてくることで
子どもに心理的負担になるようなことがあってはならない
とおっしゃられていたのも印象的でした。
フリースペースえんに我が子が実際通うかどうかに関係なく
(理想郷のように感じたこの場も合わないお子さんはいるだろうし
不登校の子どもが動き出すには時間もいりますしね)
この西野先生のお話を聞けた保護者の方は
幸運だ と思いました。
そして 私自身もおそらく こうして
ア ピアチェーレを仲間と一緒に立ち上げていなかったら
聞くことのできなかったお話しだろうと思うと
なんだかご褒美を頂いたようで幸運に感謝しましたし
子どもたちが動き出すまでの間
不登校保護者同士がお互いの話に耳を傾け 励まし合い
ときに気分転換しながら繋がっていくお手伝いをするという
自分たちの活動はとっても大切なことなんだ
と教えていただいたようで嬉しい気持ちになりました。
折しも 今日は記念すべき a piacere 第1回目のイベント
お花見会の日です。
親同士繋がることの大切さを胸に刻んで
参加者の方たち同士が良い交流ができるよう
微力ながらお手伝いさせていただけたらと
改めて思っています。
ご興味あったけど今回は参加を見送ったという方
どうぞこれからの企画など
よかったらご参加検討してみてくださいね。
メンバー一同 いつでも心よりお待ちしています。^^

川崎市子ども夢パークとフリースペースえんの説明会に
行ってきました。
駅近の広大な敷地に立派な施設
優しい笑顔に包まれた暖かいスタッフの方たち
魅力的な講師陣による数々の講座やイベント
などなど
更にはこちらを原則無料で利用でき
川崎市以外からの利用も受け入れているということで
本当に夢のようなところだと驚くばかりでしたが
こうした恵まれた環境設備にもまして素晴らしいと感じたのは
この施設の中にあふれるゆったりとした自由で暖かな雰囲気
そこにいる人の楽しさや安心感が伝わってくるような場の空気でした。
豊かな暮らし、生活がそこに根付いていることを感じました。
同時に 不登校生の存在自体が社会から葬り去られ
劣悪な状態だったであろう設立当初から
ここまでにするのは一体どんな道のりだっただろうと思うと
もうそれだけで胸がいっぱいになりました。
こちらの施設 息子が不登校になった頃から
ちらほらと名前は耳にしていましたが
(なにしろ神奈川では有名な施設です)
動かない息子が遠距離通って行くとも思えず
第一川崎市が助成しているということならば
川崎市民以外は無理なのだろうと思い込み
それ以上 この場所について
知ろうとすることはありませんでした。
最近、文部科学大臣がこちらの施設を訪れた
というニュースが流れ
改めてフリースペースというものが
にわかに注目され出している中
今回 たまたま たまりば代表の西野先生と
映画館の前後席で一緒の映画(みんなの学校)を見た
ということがきっかけで
仲間うちで かの こども夢パークが実際どんなところで
何をしているのか是非見てみたい という話になり
定期的に開催されている説明会に
お仲間と一緒に申し込ませていただいたのです。
説明会のなかで 西野先生がおっしゃられた
とても印象的で忘れられない言葉がありました。
とにかく守るべきは子どものいのち
それ以上大切なものはありません。
それを忘れないで欲しい。
だれもが「生きている」
ただそれだけで祝福されること なんです。
改めて 我が子に対する思いの原点はそこにあった
と思い返すことができました。
西野先生は不登校保護者の方からの質問に答えるなかで
以下のようにもおっしゃっていらっしゃいました。
不登校の子はいつか必ず動き出します。
学校を卒業してしまって
成人を迎える年齢でも全然大丈夫です。
それまで 親が いかに 子どもにとって
安心できる居場所を作ってやれるかが大切です。
不登校の子どもが安心し
自己肯定感を持って過ごせるかどうかの鍵は
親が握っています、それに尽きます。
親の気持ちはすぐ子どもに伝わります。
親が学校に行かそう行かそうとしている気持ちもすぐに読み取って
子どもは不安になります。
とにかく子どもに居心地よい場所を作ってやってください。
情報を集めすぎず
子どもに意識を集中しすぎずに。
家の居心地が良すぎると 子どもはそこで満足してしまって
外に出られないんじゃないか なんて思うかもしれないけど
そんなことは絶対ありません。
子どもが心から安心して自己肯定感を得られると
もっと外へ 外へ という欲が必ず出てきます。
子ども というのはそういうものです。
このフリースペースからそんなふうに自己肯定感を得た子どもたちが
様々なかたちでたくさん社会へと巣立っていきました。
私たちは子どもを学校に戻すことは目標にしていません。
親は不登校でも大丈夫なんだ という情報が
あまりにないために不安を拭えず
無理に学校に戻さなきゃと思うけれど
必ずしも学校に戻らずとも生きていく方法はたくさんあります。
子どもが自己肯定感を得て動き出すまでの間
とにかく親も苦しく
その不安や苦しさは必ず子どもに伝わってしまいます。
だから 自分の好きなことを見つけてそちらに集中してみたり
地域の親の会などに参加して親同士で繋がって励まし合い
自分一人じゃないんだということを実感して欲しいです。
(メモを取っていなかったので、
思い出すままに順位不同で書いています。
西野先生のお言葉そのままでない点はどうぞお許しを)
西野先生の言葉ひとつひとつが
実感が篭っていて
愛情に溢れていると感じました。
子ども自らの意思で動き出すことの大切さも訴えておられて
この場所に無理やり連れてくることで
子どもに心理的負担になるようなことがあってはならない
とおっしゃられていたのも印象的でした。
フリースペースえんに我が子が実際通うかどうかに関係なく
(理想郷のように感じたこの場も合わないお子さんはいるだろうし
不登校の子どもが動き出すには時間もいりますしね)
この西野先生のお話を聞けた保護者の方は
幸運だ と思いました。
そして 私自身もおそらく こうして
ア ピアチェーレを仲間と一緒に立ち上げていなかったら
聞くことのできなかったお話しだろうと思うと
なんだかご褒美を頂いたようで幸運に感謝しましたし
子どもたちが動き出すまでの間
不登校保護者同士がお互いの話に耳を傾け 励まし合い
ときに気分転換しながら繋がっていくお手伝いをするという
自分たちの活動はとっても大切なことなんだ
と教えていただいたようで嬉しい気持ちになりました。
折しも 今日は記念すべき a piacere 第1回目のイベント
お花見会の日です。
親同士繋がることの大切さを胸に刻んで
参加者の方たち同士が良い交流ができるよう
微力ながらお手伝いさせていただけたらと
改めて思っています。
ご興味あったけど今回は参加を見送ったという方
どうぞこれからの企画など
よかったらご参加検討してみてくださいね。
メンバー一同 いつでも心よりお待ちしています。^^

2015年8月2日(日)
あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にて
映画「home」自主上映実行委員会主催
a piacere後援による
ドキュメンタリー映画homeを上映します。
詳しくはこちらを→ ☆
あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にて
映画「home」自主上映実行委員会主催
a piacere後援による
ドキュメンタリー映画homeを上映します。
詳しくはこちらを→ ☆
■これからの予定■
4月19日 ランチ会(満席になりました。)
5月14・21日 子ども適応論(受付中)
5月27日 お茶会(4/20より受付開始)
6月13日 若葉マークお茶会(4/20より受付開始)
8月2日 home上映会(詳しくはこちらを→☆
)
9月5・26日 子ども適応論
4月19日 ランチ会(満席になりました。)
5月14・21日 子ども適応論(受付中)
5月27日 お茶会(4/20より受付開始)
6月13日 若葉マークお茶会(4/20より受付開始)
8月2日 home上映会(詳しくはこちらを→☆
)
9月5・26日 子ども適応論