こんばんは!

Asumiです!

水曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?

 

毎週水曜日は社会問題を例にお話をしています。

先週に引き続き、テーマは「貧困」。

中でも、”貧困の連鎖”についてご説明します。

 

 

皆さん貧困の連鎖についてご存知でしょうか?

人生の転落により貧困になる人もいれば、

生まれた当初から貧困の環境に立たされる人もいるのです。

 

特に生まれた当初から貧困の環境下で育った方は

一般家庭で育った方より収入が低くなる傾向にあります。

(もちろん例外もあります)

 

 

 

なぜそうなってしまうのか?

 

 

理由としては、親の経済的困難がその子供の学歴や就業機会において様々な不利になる影響を与え、

その不利が大人になっても影響し続け固定化され、次の世代に引き継がれるというループを引き起こすからです。

 

人間は環境により運命を操作されやすいものです。

 

周りが貧困の環境であることになるとそれが当たり前になり、そこから抜け出しにくくなるのです。

そして親の代から子の代への引き継がれやすくなるのです。

 

 

 

貧困の連鎖の理由は主に3つあります。

 

1つ目が健康。

基礎的な衣食住すらも満たされないため、身体面的な不利に立たされたり、

万が一、病にかかったとしても「医療費が払えない」として病院にかからないケースもあるのです。

 

2つ目は学力。

経済的な理由で塾に通いたくても通えないなど学習面で不利な状況に置かれ、

学校に通っていても学力が身につかず、進学を諦めてしまうことも。

しかもニートになる可能性も多く、就職でも不利な状態に立たされることがあるのです。

更に言えば、世帯年収と大学進学率には高い相関関係があり、世帯年収の水準により大学進学率は2倍近い差があるとされています。

貧困家庭で育つ→学力・学歴が低い→就業機会が低いという連鎖が生まれやすくなってしまうのです。

 

3つ目は環境。

子供の生活環境でも不利になりやすいとされています。

非行についてみると、少年院における新収容者のうち、27.4%は貧困層(2004年)。

児童虐待においても、2002年の調査で保護されたケースを分析すると生活保護世帯が19.4%、市町村民税非課税・所得税非課税世帯が26%で合わせると半数近くになります。

低所得者層程、比較的ストレスをコントロールしにくく、家庭に持ち帰りがちになってしまい、

閉鎖的空間により問題が起きてしまうのではないかと想定されます。

 

 

どこかでこの連鎖の鎖を解くことが問題解決になるのです。

今は様々な情報が飛び交っているから自分で解決できるのでは?と思うかもしれません。

しかし、当事者たちはなかなか声を上げにくいのが現状。

更に言えば、情報を取るための媒体を持っていなかったり、情報の取り方を知らない人が多いのです。

 

 

私は正しい情報を持った人が動くことがこの問題の解決の手段なのではないかと考えています。

具体的にどうしたら良いのか。

まだ案が見つかっていませんが、少しずつ構想を練っているところです。

何か良いアドバイスがありましたら是非教えていただけると幸いです^^

 

 

今週はここまで!

Asumiでした♪