お金や利権の絡む所にはこういった事が起こりがちですが、アスリートや芸能人等の有名人は特に狙われますよね。
この本をたまたま借りて読んでいたところに、ちょうど大谷選手の通訳、水原さんの件があってビックリしました。
【野球賭博もLINEでする時代に】
大リーグで活躍するダルビッシュ有の弟、ダルビッシュ翔が中心になっていた野球賭博摘発事件は、兄が一流のメジャーリーガーであるという知名度も相まって、大きく報道され話題に上がった。
中略
注目したいのはLINEの様な通話・通信アプリは「記録が残る」という点だ。特に複数が参加しているグループの場合、自分が消したところで意味はない。もっと言えば、全員約消したとしてもサーバーには残っている。
つまりやり取りが常に記録されるシステムなのである。にもかかわらず、犯罪を示唆する様な会話を平然としてしまう事に驚かされる。第三者には視えないという内輪の安心感もあるだろうし、仲間内の甘えによるエスカレートもあるのだろう。
が、それらを割引いても、記録される所で、危険な発言をするのは、余りにも愚かである。
ダルビッシュ翔の逮捕の事件にしてもそうだ。賭博のやり取りをLINEで行っているから、余りにも生々しいやり取りが残ってしまった。ハンデや賭け金が会話として残っているため、言い訳の出来ない状況だ。
そして、そういう利用方法を行っているのはこの事件だけではない。