鎖が切れて落ちてしまったサンドバッグを直しました。
そういえばマンガとかでよくある、腐りがブチ切れてサンドバッグが飛ぶシーンやサンドバッグに穴が空いて砂がザザーっと出てくるシーンがありますね。
素人の頃はあれを鵜呑みにしてたけど、実際には鎖が擦り切れたり、金属疲労である日、突然切れて落ちるもので、毎日道場やジムに通っていると結構日常的な光景ですし、何よりサンドバッグの中身は砂ではない。布が詰まってるだけ。
でもとにかく大量にぎゅうぎゅうに詰めてあるので、サンドバッグによっては相当固かったりするけど。
ついでに高校生の頃のサンドバッグにまつわる超アホな思い出話を少し。
高校生の頃、道場以外に家でも稽古しようとサンドバッグの皮(袋の部分)を買って、砂をしっかりと詰めて蹴ったら、とんでもなく固くてビックリしたのを覚えています。
「何や、これ!道場のと全く違うやん」って。
「あ、そうか。道場のはみんなが毎日蹴ってるから、柔らかくなってるんや。しゃあないな、ガマンして毎日コツコツ蹴って柔らかくしよう」。
そう考えて毎日毎日、痛い思いをしながら蹴ってたら、重みで砂が詰まっていってどんどん固くなり最終的にはカチカチのコンクリートになってしまい(中身同じですから、そらそうなりますわね)、その頃はネットがないから悩みまくってとにかく色々と調べてました。
そんなある日、「サンドバッグの中身は砂ではない、布である」と知りました。その衝撃はとてつもなく大きかった。
「何でやねん、名前がサンドバッグって言うやん。名前からしてサギやん!」
なんと、アメリカでは「トレーニングバッグ」と言い、名前からして違うんですよ。
「サンドバッグ」というのは日本独自らしいんですよね。
そして、その勘違いは、漫画の名(迷?)シーンで繰り返されている(笑)
確かに、物凄い突き蹴りの衝撃でサンドバッグの皮が破れ、中の砂がザザーって流れ落ちるシーンはカッコ良くて絵になりますからね。
でも、ウソなんですよね~。
関連してマンガの勘違いで言うと、空手や柔道の帯の勘違いもよくありますね。
帯がペラペラで末広がりになってるのがよくあるけど、帯はそんな物じゃない。ペラペラじゃないし、幅は全部同じ。あれを見ると、作者が武道経験者か違うのかすぐに分かる。
カンフー衣の帯はペラペラですけどね。
だからドラゴンボールの帯はまあ良しかな。