よく分からないままGWも終わってしまいました。
むしろ、終わってない人もいるかもしれませんが、
私も、その内の一人であります。
今日から、自粛要請が緩和される県もあるそうですね。
これだけ恐怖を煽られたら、それを喜べない人も多い様子。
まだ「絶望>希望」から抜け出せない。
昨日は、テレビでニュースを見ていました。
テレビだと情報が偏って、絶望感ばかり。
私はあまりテレビを見たくはありません。
偏った情報ばかりで、本当に命が危ないとすら感じます。
しかし、昨日は何となく状況が違った。
都道府県が独自で規制緩和を模索している。
希望を示そうと頑張っている人もいるのだなと。
ただ、この状況が恐ろしい。
というのも、責任逃れの構造が見えるから。
本来なら、国が真っ先に出口戦略を考えるべき。
それをしないから、都道府県で作らなくてはいけない。
国は「感染症対策専門家会議」が色々決めているようですが、
それが機能せず、専門家でない都道府県の判断になる。
もし、都道府県の判断で自粛解除して、感染が広まったら?
責任はどこ?
「都道府県が、素人考えで勝手に解除したから」
そうやって叩かれそうですよね。
この世の中、希望を示そうとチャレンジすると、
失敗した時のバッシングは計り知れない。
希望を持つ人ほど、生きづらい世の中だと思います。
でも、本当の責任はどこ?
具体的な話をしない国や専門家会議のはず。
だから、責任の所在を間違えてはいけない。
私は「自粛」という言葉が嫌いです。
国は「自粛」を要請をしている。
今の風潮は「国民は自粛するのが当たり前」
自粛しなかったら非国民かのように叩かれます。
でも、本当に自粛しない国民の責任でしょうか?
本来は、国が「禁止」をするべきのはず。
それだと、批判は国に向かう。
でも、「自粛」要請だと?
批判は自粛しない国民に向かう。
国が責任を逃れて、国民同士が争う状況。
日本も嫌な国になりましたね。
でも「禁止」したら、補償もしないといけない。
そうなると、国の借金が。。。
とテレビではすぐそう言います。
経済の勉強をしたら、今の日本はまだまだ借金をしても大丈夫。
むしろ、バンバン借金をした方が、
日本の経済が立ち直る可能性は高い。
国の借金の問題は、自分たちのお金の貸し借りとは、
仕組みが全く違いますから。
これから、経済的に困った人が、事件を起こすかもしれません。
それも、悪いのが誰か間違えてはいけません。
補償を逃れた国です。
「国民の命を守る」というなら、国がお金が出せばいい。
なのに出さない。
国民が国民を叩けば、
責任も、補償からも逃れられた国が喜ぶだけです。
少し話が反れましたが、
国は責任逃れのプロフェッショナルだということ。
騙されてはいけません。
専門家会議も、緊急事態を延長にもつれ込ませたのに、
責任を追及されなくていいのでしょうか?
そもそも、専門家会議が出口戦略を出せず、
都道府県に責任を転嫁しようとしていることもお忘れなく。
こんなドロドロした話、嫌な気持ちにしかならないですね。
でも、こんな現実だと理解して、直視しないと。
「心は折れてナンボ。それを戻す力が大事。」
女子バレーボール全日本監督の中田久美さんの言葉。
私は、この現実を知った上で、
潔いスポーツの世界で、希望を持って過ごしたい。