コロナで一ヶ月くらい会えない日々が続きました。
たわいもないラインのやりとりは続いていたんだけど…
私たちは3月に初めてあって、その後2回デートしたくらいだったんです。
「今日、話したいことがあるから、5分でいいからあってくれませんか?」
朝に連絡をもらって数時間後、まちわせの場所に彼の車が。
「人が少ないと思ってたら結構人がいるんですね。日もまだ明るいし。」
「公園の前ですからね。夏至も近いし日没は遅いですよ。」
薄暗くて人がいない方が都合がよかったんでしょうか?
でも車の中なら関係ないという気も…
私はしっかり聞きました。
「僕はルルさんのことが好きです。
まだ付き合ってもいないのに、どんどん好きになっていって、
いつもルルさんのことばかり考えてしまってる。
ルルさんのことが大好きで、それでどうしようかと思って。
できれば僕とお付き合いをしていただけますか?」
と言われて花束をもらいました。
「はい、よろしくお願いします。」
「え、いいんですか? 彼女、彼女ですよ。
やったー、もう他人じゃありませんね。本当にいいんですか?
えと…、彼女なので、手を繋いでいただけますか?」
「はい。」
少しの間手を繋ぎました。
私に彼氏ができました。