#8000 こども医療でんわ相談

沖縄のでんわ相談です。


退院時、産婦人科からもらったセットのなかに案内がありました。

深夜2時ごろにおかあさんが気付いてくれてすぐでんわ。

『混みあっています。お待ちいただくか、かけ直して...』

15分くらい待った頃でしょうか。

やっと繋がりました。

(土曜AM2:00はそりゃ混むよな。)


混乱しないようにメモ書きした内容を質問。

回答もメモ。



コロナ禍で両親学級も軒並み中止、

参加できなかったつけがここできました。


最終的には、

いったん産婦人科へ行ってみて様子を見てね。

と言うことで

寝付けなかったものの、

うとうとしながら迎えた朝5時すぎ

外も明るくなってきます。



最悪の事態を考えずにはいられません。

命の重みを感じます。

まさか自分のこどもがこんなことに。

いろんなおもいがよぎります。

妊娠すれば、こどもが生まれる、そして育てる。

あまく考えていました。

いろんなこどもを見てきてふれあって、

自分はちゃんと親ができると、あまく考えていました。

世の中の親で苦労していない人なんていません。

それを見せないだけ、あまい考えがなくなります。

もう、こどものためだけに生きていくんだなと

改めて決意します。




はっと、気付くと

お腹もすいてるのかすいてないのかわかりません。

が、おかあさんには食べてもらわないとおっぱいも出ません。


半ば無理矢理、ふたりでおにぎりを食べ、

交代でお風呂に、

7時も過ぎて、今度はあおちゃんの番

沐浴の準備です。


病院で練習してがんばるおかあさんの言われるがまま動きます。

しっかりもののおかあさんに感謝です。


ここでもつけがまわってきました。



無事、沐浴も終わり、へその緒の残りを消毒して、

いざ、産婦人科へ


駐車場に車を停めて、まずは、おかあさんだけ。

手続きと確認です。

親にこどもは人の多いところにつれていっちゃダメと釘を打たれています。

これは、病院も同じ。

それはわかっているつもりですが、

昨日は、軽率だったかもしれません。

夜間診療に飛び付いて一緒にいっていました。


今日は、しっかり気をつけて...

ここでも生後間もないということもあり、すぐに診察。

ここではわからない、対応できない、と言うことで

小児科に行くように伝えられます。



あとからおかあさんに聞いた話ですが

診察と言っても、ひとけのない2階の待合所の隅っこで

院長先生と言う名のおじいちゃんがちょこっと見ただけ、

しかも、除いている大半の時間はライトも使わず、

ライトを持ってきたと思ったら、

看護師さんに使い方を聞く始末。

院長先生ありがとうございます、



二人目は違う病院にします。



無駄な時間を使ったとイライラするおかあさんをなだめながら

候補にあげていた小児科専門のクリニックへ。


おかあさんとあおちゃんは車に待機。

患者さんは他にいなく、すぐの案内でした。

さすが専門、あかちゃんの扱いにはなれている感じで、

看護師さんは、おとうさん(僕のことです)の下手くそなだっこにアドバイスをしてくれます。

診察中、おもわず、

『あおちゃんだいじょうぶ?がんばったねー?えらいねー?』

ってずっと言っていたら、

あとで、おかあさんに

『人前であんなこと言って、親バカやなぁ』

って笑われました。

別に親バカなのでなんとも思いませんが(笑)


診断結果的には、

様子見。

自然治癒をまつ感じ、とのことで

もし、大きくなってきたら手術かもって、

もう、泣きそうです。

今のところは、

おっぱいも飲んでるし元気そうだから大丈夫、

また一週間後、とのことでした。


先生は沖縄の人っぽくちょっと訛りが混じり

専門用語多様、すこし早口、時々わからないときもありましたが

ここなら、産婦人科とは違って

とりあえず一週間後来ると思います。

と心におもいながら、帰路につきます。


帰り道、思ったのは、

産まれてすぐに喉にできものがあっても

がんばっておっぱいを飲む

全く痛みがない訳じゃないだろうに

強い子だなと、


おとうさんもおかあさんも

負けてられないなと

家に帰ってきて、おっぱいあげたら、

おかあさんはひと休み。

あおちゃんもわかっていたのか、

ぐっすり二時間おんなじ寝顔でおやすみです。


おとうさん、がんばります!!