4月5日のこんな時だからこそ食生活を見直してみる! 宣言。

1.低GI食品で血糖値の乱高下を避ける(空腹時の菓子パン、お菓子などはご法度)
2.適量の良質のタンパク質摂取(タンパク質は消化吸収が大変なので、しっかり噛んで)
3.脱トランス脂肪酸、要オメガ3系脂肪酸
(脱ファーストフード、揚げ物お惣菜、ショートニング入りのお菓子など
 魚や海草、緑黄色野菜でオメガ3系をしっかり摂取)
4.ファイトケミカルの恩恵に預かるために旬のできるだけ安全な野菜と果物を摂取。
(ファイケミカル=植物由来の抗酸化物質で活性酸素対策効果大)

それぞれの項目について説明しようと、とりあえず糖質から書き始めてみました。


三大栄養素の一つである糖質は、
ご飯やパン、麺類、イモ類、お菓子などに多く含まれています。

糖質はエネルギー源として重要で、1gあたり4Kcalの熱量を出すことができます。

日本人は総摂取カロリーの約60%を糖質から摂取しており、
5年に1回改定される日本人の栄養摂取基準でも50~70% を目標量としています。

マクロビでも玄米を主食と推奨していますが、
最近は糖質制限食 に注目して勉強中です。その話は後日アップいたします。

なお肉や魚に多く含まれるタンパク質やバターや植物性油に多く含まれる脂質からも
エネルギーを作成することができますが、

脳が糖質の中でもブドウ糖(グルコース)をメインのエネルギー源とする事と
(ケトン体も脳のご飯になりますが)
脳はブドウ糖を蓄えておくことができないので

人間の体は、
血液中にブドウ糖が
常に80~100mg/dl前後存在するようにコントロール


されていて、その値を血糖値と呼びます。

この値は高すぎても、低すぎてもNGです。

高いと血管に傷害を与えたり、血液中のタンパク質と結合=糖化を起こします。

糖化については次回以降に説明しますが、酸化と同様に老化の要因となっていると言われてます。

ご飯を食べて血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌されます。

各細胞からはマカロニのような管が出てきて、ブドウ糖を取り入れて、
細胞毎にエネルギーを作成したり、
肝臓ではブドウ糖を沢山くっつけてグリコーゲンを合成したり、
またグリコーゲンとして保存できる量はわずかなので、脂肪に変換して、血糖値を下げます。

糖質の過剰摂取は皮下脂肪になるので注意です。
お酒の飲みすぎで血液中の中性脂肪が多い人は、まさにこのパターン。

ご飯を食べた後の血糖値のピークが来るのは食後30分位なので
ゆっくり良く噛んで30分以上かけて食べるのが理想です。

早食いの人は、血糖値の上昇による満腹中枢に連絡が行く前に終わってしまって
まだ足りない気がして、必要量より多く食べてしまう事が多いので注意です。

最近の日本人の食傾向の難点は、

白米、白パン、砂糖がたっぷりのお菓子や清涼飲料など

血糖値が急上昇する食べ物を摂取する人が多い事です。


急激に上昇した血糖値は、インスリンによって下げられますが、急激に下がる事によって

また欲しくなって、食べてしまう、そしてまたインスリンが分泌、そして急降下という

血糖値の乱高下を起こしているそうです。

ちなみに血糖値を下げるホルモンはインスリンのみの1種類。

血糖値を上げるのは、膵臓からはグルカゴン、副腎髄質からはアドレナリン、ノルアドレナリン
副腎皮質からはコルチゾール、脳下垂体からは成長ホルモンなどで調整されます。

人類100万年の中で、普通に食べれるようになったのはここ100年間位の事、
99万9900年間は常に飢えていたので、血糖値を下げるホルモンは1個で充分だったのです。

飽食の現代はインスリンの出動回数がとても多いのです。

日本人はインスリンの分泌量が少ない民族で、晩年糖尿病になる人が急上昇です。
予備軍まで合わせると1600万人の患者さんがいるといわれており、
日本では大きな問題となってます。

逆に血糖値が低くなってしまう低血糖症という病気も急増中です。

続く



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