新・食生活常識 デオキシィ〈2007〉だれも知らない食の崩壊 新・食生活常識 デオキシィ〈2007〉だれも知らない食の崩壊
石井 滋著 HP

スーパーナチュラル多目的添加物「ポリリン酸」。

保湿剤、柔軟剤、乳化剤、防腐剤その他色々な添加物として
20世紀は化学薬品が添加物として使われていた。

21世紀は着色料以外のこれらに代わって、ポリリン酸登場。
自然にある物質なので使用基準もなく、ほとんどの場合は表示義務さえもなく
無添加食品(添加物ゼロ、化学調味料ゼロ)として販売されている。

現在、ほぼすべての食品に非表示で使用されているらしい。

ポリリン酸とは、火山活動で生成されるリンの重合物。
メタリン、ピロリンといった重合リン酸塩の組み合わせで使用用途多々あり。

食品工場、レストランなどの食材、食器、調理器具、床の清掃に。
と畜場の解体の際の血の汚れの除去に。
肉類の変色防止のために。
大豆製品の製造工場、大豆の浸水、加工に。
漁業水揚げ港、漁船の商品変色防止剤、鮮度維持剤、洗剤として。
農協の出荷前の作物洗浄に。
マンション、個人宅の水道管の維持を目的として水道水に混ぜるなど

ポリリン酸の一番の悪影響は、生鮮食品の味わい、香りを消す事。
味香りが薄いから、化学調味料で濃い味付けが必要となる。

またリン酸化合物の大量摂取は、リン過剰を引き起こし
体内のカルシウム・リンバランスを崩す。
カルシウムが不足して、イライラ、骨粗鬆症の原因になったりするなどなど。
もちろん変異原性の可能性もある。

その解決策として
デオキシ料理=酸化還元調理法を推奨。
調味料を開発販売している。

まずは、醤油改。
ポリリン酸が食材のミネラルバランスを崩すので、それを是正する効果あり。
次に、デオキシオイル。
食材の酸化部分を還元する、周囲の悪玉菌を抑制し、善玉菌を応援する。
その他 還元力のある食材として、
蜂蜜、片栗粉、焼き海苔、パプリカ、黒コショウ、卵黄、にんにく。

「砂糖中毒」、「グルタミン酸中毒」にもふれ
現代の特の子供の食生活を改善を切望。
この当たりはすごく共感です。

食品添加物や農薬をできるだけ少ない食材を求めても
無表示のポリリン酸が我々の食生活に侵入しているのですねえ。
は~って感じです。

なぜ、醤油改、デオキシオイルが良いのか理解できなかったものの
とても興味があるので、
毎月開催されている試食会に行ってこようと思ってます。


ここからは私の読書録として
ポリリン酸は、琵琶湖の洗剤による環境破壊の原因物質であり、
その後洗濯洗剤の無リン化が進んだが、歯磨きやボディソープなどにはまだ使用されている。

食事中、ペットボトルのジュースを飲む子供たち。
このペットボトルに含まれる砂糖は、最低8%、
500ccであれば40gの砂糖を食べている事になる。
無性に食べたくなるレーメン、スナック菓子。
経験者も多いのでは。

この他にも
たまねぎは畑での成長段階で「ポリリン酸水による害虫駆除」をされ
通常イオン水と呼ばれて、農薬の分類にはならないので無農薬表示となる。
有機農業もポリリン酸使用。

納豆はもはや納豆ではない。
昆布もすでにダシは出ない。
長ネギは切っても白い汁が出ない。

グルタミン酸入りの緑茶が非常に多い。
トマトジュースも同様。

一番汚染されていないのは水菜。貴重な野菜。
ほうれん草、ニラなどはポリリン酸の特に影響大の野菜。
うこん(ターメリック)、パプリカは還元力大。


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