「春のめざめ」 劇団四季
ブロードウエイで07年トニー賞で、最優秀作品賞、最優秀楽曲賞などを含む8部門を独占
http://www.shiki.gr.jp/applause/springawakening/index.html
劇団四季 自由劇場
7月30日夜公演キャスト メルヒオール・柿澤勇人 ベンドラ・林香純
STORY
19世紀末、ドイツ。
思春期の只中にある少年たちは、息がつまりそうな日々を過ごしている。
少女ベンドラは知りたい事がいっぱいだが、母親ははぐらかすばかり。
学校では生徒たちは自分で考えることが許されず、少年メルヒオールは先生に反発する。
ある日、幼馴染のメルヒオールとベントラは偶然再会し、やがて惹かれ合い、肌を重ねる。
一方、メルヒオールの友人モリッツは夜毎「悪夢」に悩まされ、勉強に集中できず、教師たちの陰謀によって学校を追われる。
父親からも見放されたモリッツはピストルを手にする。
まっすぐな目、心からの叫び。
この青春の大きな衝動を、しっかり受け止めて下さい。
ちょこっと感想
19世紀末のドイツ。
無味乾燥な授業、理不尽な教師たち、無理解な親・・・。
思春期の直中にある十代の少年少女たち。
性のめざめ、自殺、いじめを含む教育現場の問題、十代の望まない妊娠、
性的虐待、同性愛をめぐる差別・・・
少年少女たちは次々と起こる問題に直面し、闘い、悩み迷いながらも、
自らの心を見つめて真っ直ぐに生きていこうとします。
劇団四季の作品の中では、異色の作品。
性的描写が赤裸々に描かれており、ちょっとびっくりしました
スズみイチオシフレッシュスター
主役の柿澤勇人くんがとても素敵でした
オーラがあって、熱心で、情熱的で・・・が、客席までちゃんと伝わってきました
たしか、何ヶ月か前に、日テレの夕方の「リアルタイム」で彼の特集をしており、
見た覚えがあります。
以下、公演パンフレットより
劇団員2年生の彼は、主役をやっているけれど、舞台が終わったら、新人の仕事をきちんとこなしている。
先輩達の洗濯や、後かたずけ、など。
おごり高ぶらないひたむきさに、ファンが急増中
フムフム、本当に、そんな感じでした
とにかく、若い四季のキャストさんたち(19~20代前半)から、
たくさんのエネルギーを頂きました
美術・セットはどう
ステージの中に、観客席を設けるなど、新しい発想のステージ
この小道具を見逃すな
突然出てくるマイク
音楽とのバランス
ロック中心のミュージカルで、若い世代を象徴しています。
セットの奥に、バンドの方が
生演奏です
ホール・座席はどう
小ホールなので、役者の表情を観ることができ、一体感があります。
残念ながら足もとが狭く、座席はちょっと狭いかも
トイレは綺麗が一番
一方通行システムの劇団四季のトイレは、いつも素晴らしいと思います
とても綺麗です
オススメ度
ちょっと斬新で衝撃的です。
すず