舞台「画狂人 北斎」
人間北斎が醸しだす狂気を宮本亜門が剥ぐ!
葛飾北斎は、絶対に負けない NEVER GIVE UPの人でした。
30回もの改名、93回の引っ越しなど、常にリセットを繰り返し、自分を再生して、画風も視点も次々と変え、なんと3万点もの作品を残しました。
その凄みは70歳以降に一段と高まります。特に肉筆画は一段と大胆に迫力を増し、彼は間違った社会にも、環境にも、常識にも、年齢にも、それに災害や疫病、自分自身の弱さにも負けませんでした。84歳からは毎日魔除けの絵「日新除魔」を書き、数年後には巨大な疫病退散の絵、「須佐之男厄神退治図」も描き、人々をも救ったのです。
一見、この人見知りの変人は、その胸の奥に、あらゆる人間を、動物を、神羅万象全てを愛する魂を持っていたからだと私は思います。
そんな彼の晩年を、舞台を通し、ぜひお客様に「生きることの凄み」を知っていただきたいと思います。私が信頼する6人のキャストで素晴らしい舞台をお届けしたいと思います。
演出 宮本亞門
主演 升毅
出演 黒谷友香 陣内将 津村知与支
平野良 水谷あつし
2021年3月24日(水)・25日(木)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
24日(水) 19時
25日(木) 13時
2021年3月31日(水)
香川県 レクザムホール(香川県県民ホール) 小ホール
31日(水) 19時
2021年4月3日(土)・4日(日)
石川県 北國新聞赤羽ホール
3日(土) 17時半
4日(日) 14時
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