フジミ 艦NEXT 比叡を洋上模型化しました。
特シリーズは設計ミスで艦幅が太かったのが、艦NEXTでは修正されていて、ディテールも良いので。
第3次ソロモン海戦当日の午前中くらいな感じで作ることにしました。
艦首の錨鎖導板は形状がおかしいので、特シリーズの方の木甲板シール付属のエッチングを使って、修正。
このエッチング、短艇の架台や航空機揚収クレーンの格納場所とか着いてて有能です。
ボラードやキノコ型通風筒、主砲・副砲の砲身はアドラーズネストの金属部品です。
木甲板はタミヤアクリルのXF59デザートイエローをベースにXF92イエローブラウン、XF5 バフ、XF49カーキをランダムに塗って、エナメルの墨入れブラウンで仕上げました。
成形色のままより使い込んだ感が出た気がします。
高角砲、機銃はファインモールドのナノドレッド。説明書で25mm三連装の指定がある艦橋脇の機銃は、13mm四連装を付けましょう。
短艇類は、カッターがナノドレッド、他はピットロードの艦船装備セットから。
艦中央部の大きなボートダビッドは内向きでセット。
純正のエッチングで手摺等つけましたが、煙突周りのジャッキスターはキャットウォーク並みに立派なので、伸ばしランナーで代用しました。
キットには、艦載水偵として95水偵3機が付いていますが、ミッドウェー海戦後、零式水偵1+零式水観2に変更になっています。
ピットロードの艦船装備セットにファイブスターモデルのエッチングでディテールアップ。零式水偵のキャノピーは型取りしてUV樹脂で作ってみました。
敵味方識別帯の黄色については、南太平洋海戦直前の翔鶴の写真で既に塗られていたことが確認できるので、陸軍との協定は守られていたと判断しました。
裏をクリアブルーで適当に塗った海面プラ板に波を書いて、下にブリキ板を入れました。艦底に仕込んだ磁石でいい感じに固定できます。
お気に入りの艦橋アップ。ミッドウェー海戦時に白く塗ってから、最終時まで艦橋トップは白だったようで、部品も白で用意されています。