奇跡! | フラメンコ舞踊家 森山みえのブログ

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JR総武線『小岩駅』から徒歩3分。
東京都内ですが隣駅は千葉県という東京の東側でフラメンコ教室を運営しています。

舞台に対する想い、そして舞台に繋がる教室での日々のこと、私の日常をブログにつづります。

ご心配をおかけしてます愛猫のみーちゃんですが、

なんと、奇跡的に回復してきました。

 

余命1ー2週間と言われていましたが、

徐々に呼吸も穏やかになり、目に力が宿り、

その2週間が経過した一昨日の夜、

「試しにご飯をあげてみよう」

とカリカリをすりつぶし、お湯でふやかし、

柔らかくしたのを目の前に置いてみたところ、

がっつくように食べましたΣ(・□・;)

 

一体何が起きたのでしょうか…。

 

でも、その後、約24時間、また何も食べず。

そして、水もほとんど飲まず。

 

でも、ご飯を食べたからか、

足取りも少ししっかりしてて、

何となくパワーも漲り、

体温も上がってきて、

とても今日明日に天に帰る感じがしませんでした。

 

そして、夜中に私が寝ているところにやってきて、

妙に甘えるなって思ったのでご飯をあげてみたら、

むしゃむしゃ食べました。

 

今朝は早速ペットショップに行き、

今のみーちゃんが食べれそうなご飯を沢山買ってきました。

 

 

これがどれくらい続くのか分かりません。

 

一ヶ月かもしれないし、

一年かもしれないし、

寿命ばかりは天の計らいなので

人間には分かりません。

 

でも、今、小康状態を保っています。

 

 

 

台所でご飯を作ったり、洗濯したり、お風呂に入ったり、リビングの机で仕事したりと、私、昼間はリビングにいることが多いのですが、直接的にトラちゃんを構うことはなかったとしても、トラちゃんは私と同じ空間にいる時間が長い。

 

一方のみーちゃんは夜こそは私と同じ空間で寝ていますが、みーちゃんは一匹でいる時間が長く、もしかしたらちょっと寂しかったかもしれません。

 

この2週間、私はレッスンも時間ぴったりで終え、速攻で帰宅してみーちゃんの側にいました。

(生徒さんたち、先生って時間延長しないでレッスンできるんだって驚いたでしょ(≧▽≦))

 

スーパーも、1回で数日分の買いだめをし、それも大急ぎで買い物して、自転車を飛ばして行き来してました。

 

レッスン後の生徒さんとのおしゃべりや、

カイロプラクティックに行くのも、

スタジオでの自主練も、

お料理教室に行くのもやめ、

台所でお菓子作るのせず、

ずっとみーちゃんに張り付いてました。

 

それは、みーちゃんが死にゆくのを見届ける為。

みーちゃんが死ぬのを待つだけの時間を過ごしました。

 

闇落ちした2週間でした。

 

でも、そのせいか、みーちゃんったら、すっかり甘えん坊になってしまいました。

 

 

ただ、みーちゃんの様態も落ち着いてきたし、逆に言うと、もういつどうなるかは、益々分からなくなったので、私は普通通りの生活に戻して行こうと思います。

 

 

 

家族が健康で普通の生活を送れるって、それだけでとても幸せですね。

 

 

 

さて、この自室に籠るしかなかった2週間、私は来年の舞踊団公演の脚本を書いていました。

何故か、当初考えてたのと全然違う方向に行っております。

本当に不思議。

何か感覚が研ぎ澄まされてる感じがしています。

 

来年の10~11月頃を目標に作っていけたらと考えています。

いざ脚本を書き出したら、予定してなかった登場人物も増えたりして、でもうちの生徒だけで賄えないかもしれないなって感じになってきたので、もしかしたら、また外部の人にも声をかけるかもしれません。

でも、まだ先の話なので、おいおいね。

 

 

 

私がみーちゃんにつきっきりで、寂しい想いをしてたトラちゃん。

 

トラちゃんもみーちゃんも、元野良猫。

それで成猫になってからうちの子になりました。

 

大人になってから家猫になった野良は懐かないと言われますが、そんなことない。

ものすごい甘えん坊です。

 

 

 

人間って、愛されないのがツライんじゃないのね。

愛することを止めなきゃならないことがツライのね。

愛する対象に去られてしまうこと。

それが死別でも離別でも。

自分の愛の持って行き場がなくなるからツライ。

 

そんなツライ想いするなら、愛することを最初からしなければいい。

もしくは、自分の元から去って行っても、あまり苦しまずに済むように、相手を愛しすぎない方がいい。

 

そうやって、人は人間が相手だと愛を出し惜しみすることで自分を守る。

 

でも、動物相手にはその出し惜しみをしないで済む。

だから失う時にものすごい痛みを伴う。

 

そんな風に思いました。

 

ああ、私の愛は重い(^-^;

 

 

 

 

ところで私、我が家はもう2匹までしか飼ってあげることができないので、動物基金や保護団体にたまに寄付したりしてます。

 

人間の勝手でスケープゴートとなってしまった野良猫ちゃんたち。

自然を破壊し、人間が住みやすいように作ったこの人間社会で、人間の庇護なしに生きる野良猫たちの生涯は過酷。

一匹でも多くの野良猫ちゃんが、雨風しのげるお家の中で、温かい寝床と栄養のある美味しいご飯をもらえるように願ってます。

 

もし、皆様の中で猫を飼うことに興味があったら、是非保護猫ちゃんを選択肢に入れてあげてください。