・Windowsサーバー
 
WindowsサーバーはMicrosoftが提供しているサーバーで、サーバーに繋げることでネットワーク、仮想化、管理等の多くの機能を利用することができるようになる。
現在のコンピュータのほとんどはクライアントサーバーシステムで、サーバーに接続していないクライアントはスタンドアローンの状態になり、クライアント単独での稼働になってしまう。
 
WindowsサーバーはGUIインストールとサーバーコアインストールの2種類の方法がある。インストール後も設定で変更することができる。
GUIインストールはボタン等のグラフィックが表示され、マウスでカーソルを動かし操作できる一般的なインストール方法。
サーバーコアインストールはGUIのグラフィック表示やその他のアプリの処理を行わずに済むので、サーバーとしての機能に集中させることができます。しかし、主にコマンドでの操作になってしまうので、GUIインストールで設定をグラフィック表示で行ってからサーバーコアに変更するとやりやすい。
 
 
・AD(アクティブディレクトリ)
 
Windowsサーバーベースのシステムに認証システムを付けるもの。
ADのパスワードとIDで認証することで、アカウントごとにアクセスできる範囲が指定される。
その範囲をドメインと言う。
 
仮に会社でドメインを作成したとき、会社のドメインへのアクセスを許可したADの認証を一度するだけで、会社のドメインに参加している複数のサーバーにアクセスできるようになる。
ADアカウントには、会社名や部署、役職等も登録そることができるので、社内の一部の人のみがアクセスできるサーバー等の管理が簡単になる。
 
ローカルのログインはそれぞれのパソコンで行われ、ADへのログインはADで行われる。