新居まちネット便り Arai machi net -24ページ目

新居小のわくしお学習

2日連続で真夏日となった今日、新居小学校の総合学習の時間「わくしお学習」が行われました。
この学習は小学生が自分たちが暮らしている地域について学ぶもので、教室を飛び出して学年によって史跡を回ったり、市の施設をまわったり、様々な職業の人に会いに行ったりします。



6年生は1学期に「新居関所と東海道」と「新居の史跡めぐり」コースに分かれて、クラス単位でまち歩きをしました。そして講師に町のボランティアスタッフ(まちづくりの会と史跡案内人の会より)17人が当たりました。

この取り組みを始めて今年で5年目となるのですが、これがかなり濃い内容になっています。

新居の関所を始め、旅籠紀伊国屋、寺道、新居にゆかりのある寺社仏閣、常夜灯、共同井戸などポイントとなる場所では、スタッフが説明します。お寺の住職さんや禰宜さんがお話しされる時もあります。


そしてひたすら町の中を歩きます。児童たちももちろん大変ですが、教えるスタッフも汗だくです。

それでも歩くたびに思います。自分たちの暮らしている地域の歴史や文化を学んだり伝えたりする機会があるということは幸せなことだなって。そして教科書にも載っていない、観光地にもなっていないいつも通っている何気ないところにも新居の歴史はあり、今に繋がっているんだなって。子どもたちが地域の宝にいっぱい気付いてもらえたらいいなって。



2学期には、新居の暮らしや食文化、新居の祭りや古い建造物の保存活用、街道文化や伝説などそれぞれが追求してみたいテーマに分かれて学習します。
私はまだ新米で新居の歴史などもまだよく分かっていないのですが、子どもたちと一緒に学ばせてもらう気持ちで参加させていただいています。


新居まちネット便り Arai machi net

秋葉山の常夜灯の前で。


新居まちネット便り Arai machi net
地震と津波による総町移転のお話しと、今の町の形についてお話ししています。


新居まちネット便り Arai machi net

旅籠紀伊国屋にて。昔の枕をあてて横になってみます。

使い心地はいかが?

一学期のわくしお学習は来週24日木曜日にも行います。

すみよっさま

「すみよっさま」又は「すみよっさまの浴衣まつり」新居の人たちは親しみを込めてこう呼びます。

新居の夏祭りの口火を切る住吉神社の祭礼。

今年(2010年)は6月19日(土)に行われます。


新居では毎年このすみよっさまの日から浴衣が解禁になったそうで、当日は夕方から所狭しと縁日が並び浴衣を着た親子連れなどで賑わいます。手づくり灯篭を見ながら細い階段を上がって行きお参りをします。


スタンプラリーも行われ、抽選会場である鳥初さんの駐車場では、新居宿史跡案内人の会のみなさんによる手づくり紙芝居の上演も行われます。また、旅籠紀伊国屋さんでは琴の演奏会が行われるそうです。



新居まちネット便り Arai machi net-住吉様浴衣祭り2007より


新居まちネット便り Arai machi net-住吉様浴衣祭り2007より


新居まちネット便り Arai machi net-住吉様浴衣祭り2008より

初めて来られる方は、新居町駅を線路沿いに東へ歩いて10~15分くらいです。関所の周りに駐車場がありますが、すぐにいっぱいになってしまうと思います。


あとは雨が降らないといいのだけど・・・てるてる坊主


まちづくりの会定例会(6月)

新居関所周辺まちづくりの会(通称=まちづくりの会)の定例会は毎月、第2火曜日の夜7時から新居地域センター(旧新居町民センター)で行っています。


今月の定例会では、今月行われる”わくしお学習 ※1”について、小松楼の改修事業について、協働まちづくり事業の応募について、小松楼開館イベントについてなどを(2時間みっちりあせる)話し合いました。



※1 わくしお学習 新居小学校の総合学習の時間のこと。まちづくりの会は地域の歴史や文化を学んでもらうため、6年生を対象にボランティア講師として参加しています。この取り組みは今年で5年目になります。)


アフターダーク まちづくりの会は会員を募集しています。

様々な活動を通して地域と関わりを持っていきませんか?テーマは笑顔でまちづくり。現在20代から80代まで約30人が参加しています。無理なく参加できる範囲で参加していただければ充分です。 定例会は見学もできますから事務局又は身近なスタッフにご連絡ください。