SPAC芸術街道☆リーディング・カフェ・ツアー2012 in 小松楼 開催しました。 | 新居まちネット便り Arai machi net

SPAC芸術街道☆リーディング・カフェ・ツアー2012 in 小松楼 開催しました。



4月22日(金)

SPAC芸術街道☆リーディング・カフェ・ツアー2012 in 小松楼 開催しました。


長い名前のイベントですね。

でもこれは静岡県の芸術劇団である、財団法人静岡県舞台芸術センターSPAC(スパック)の皆さんが、ここ小松楼だけのイベントではなくて、静岡中のあちこちの宿場町でずっと開催してきたツアーイベントなのです。


そしてここ小松楼で行うのは、2010年に子供向けプログラムとして行ったものと、今年の2月に行ったのと合わせて3回目の開催になりました。


リーディングカフェとはどんなことが行われるのかと言いますと・・

劇団で活躍する俳優さんと一緒に戯曲の台本の読み合わせをしていきます。

1回に10名程が集まってテーブルを囲み、お茶を飲みながらゆったりとした雰囲気の中で行います。

今回のコーディネーターは2000年よりSPACで俳優として活動している奥野晃士(おくのあきひと)さん。

まずはSPACという劇団やリーディングカフェについての説明がありました。



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奥野さん(左)と新居まちネット寺田さん


そしてこの日のお茶はスタッフとお弟子さんがお抹茶を立て柏餅と、手作りの柚子ピールを添えて振る舞いました。


みんなでお茶を飲みながら、自己紹介。

リーディングカフェの目的は、交流もその一つ。

とてもゆっくり時間を取られて、この自己紹介が終わるころには既に1時間半が経過していました(笑)。一人ひとりの自己紹介に奥野さんが丁寧に受け答えていらしたのが印象的でした。

今回は新居地区だけでなく、広報(湖らぼ)をみて鷲津から申し込みされた方もいらっしゃいました。自己紹介が進むにつれて、その場にいる全員がだんだん打ち解けてきました。


そして本番、今日の台本は新居に伝わる史実から作られた物語、「無人島漂流記」、徳川吉宗の時代に小笠原諸島の無人島「鳥島(とりしま)」に漂流した12人のうち3人が21年後に生還した物語です。


地元新居の物語、読むほうも力が入ります。

「発声は姿勢をよくして、日本の物語は、語尾のほうに力を入れて読んでいくといいですよ」と奥野さん。


無人島漂流記をみんなで順番に少しずつ読んだ後、「新居物語」の出だしを読んでくれました。


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時の経つのはあっという間。楽しいひと時でした。

このリーディングカフェ、この日の午後からはお隣りの白須賀宿の「御宿しらすか」で行われました。


※写真は後程アップします!!