韓国ドラマ「最後列からの声」
小説家になる夢を諦め大学で文学を教えている教授ホ・ムノ(チェ・ミンシク)は講義室の最後部に座る学生イ・ガン(チェ・ヒョンウク)に特別な文才を感じ、個人的に秘密の指導するようになります。
ムノは宿題としてガンに作文を提出するように言い渡しますが、その内容は実に刺激的でムノは夢中になってしまいます。
韓国題「맨 끝줄 소년(最後列の少年)」
日本題「最後列からの声」
2026年放送 全6話
少し変わったドラマでしたね。
まずタイトルの「最後列からの声」で興味をそそりますね。
ホラーなのか?サスペンスなのか?
タイトルからは怪しげな霧がかかったような気配を感じる。。
とか、思ったらホラーとかでは一切無かったな。
お話の先の予想が付きにくく、どんな展開になるのかつかめず。
ま、途中でこんな感じだろ?とか予想はつきましたけど、あんまり無い題材なので良かったかな。
大学の文学の教授ホ・ムノ。
元は小説家を志していましたが夢かなわぬまま熱意の無い講義をしております。
講義を聞く生徒たちは熱意が感じられないので人気授業では無さそうですね。
この教授は小説家を目指していたってのがキーでして、それがある事でこのお話は成立するんですが。
もしくは想像力が人並み以上にある人とか?
教授は小説家になれなかった悔しさと、大学の同期で人気小説家のキム・スフン(ホ・ジュノ)への劣等感、彼の妻(キム・ユンジン)が初恋の人であって未だに心に残っている存在だと。
要するにあんまりスマートではなく泥臭い人間であるのですよ。
学生のイ・ガンが書く文章に才能を感じて個人指導を申し出ますが、手放しで喜んでありがたがるだろうと思い込んでいた教授は意外にあっさりとした態度の学生の反応に逆に自分がすがってしまうんです。
教授がいち生徒に個人的に指導するなんて喜ぶべき申し込みだろうとか思っていたら相手は意外にノホホンとして掴みどころが無い。
でも他の生徒にはない文才を感じ、キラリと光る原石を見つけた喜びで自分の手で才能を開花させようとやっきになります。
生徒は宿題として出した小説を気になる点で切って提出する。
先が気になって仕方がない。
しかもその内容が自分の同窓生でライバルである人気スター小説家とその家族の話を書いているようだ。
色々と宿題の先延ばしをするガン、続きが見たくて仕方がない教授。
ついには試験のコピーしてくるようにガンに言われ、教授は今までしたことが無いテスト問題の盗みをしてしまいます。
後から誰かが気が付いて追いかけてくるんでは無いかと走り出し、次第に自分がした事に興奮して冒険したようで楽しくなってくる。
教授、もう負けたのも同然ですよね。
ガンに完全に転がされております。
ガンが書く人気スター小説家一家の話しは教授は自分が見たいものや聞きたいものだけを受け入れて自分の都合の良い事だけで段々と想像を大きくしてしまいます。
小説家の妻は初恋の人。
大学時代には既に彼女は小説家の恋人同士なのに、いつの間にか自分から横取りされたような錯覚に陥ってしまう教授。
ガンが作り出す想像の世界を現実だと思い込んでしまいます。
事あるごとに初恋の人の名前を口走り、抑えがきかなくなってしまいます。
ついに自分の妻は離婚を言い渡し去ってしまいますが、それでも妄想の世界から抜け出せない教授は自分の妻とガンが浮気してるんではないかとさえ妄想してしまいます。
自ら破滅に追い込まれてしまう。。
才能があるって言ってもただの学生が書くものがそれほどに夢中になる文章だったのか?って疑問はありますが。
自分の初恋の人と結婚し、子供にも恵まれ、人気小説家として人生の最高値にいる同期の嫌な奴。。
その一家が実は秘密を抱え、崩壊の道を進んでいる。
ムノが望んでいる事が書かれていたのでかな?
人の不幸は面白いよね。
ガンの目的はなんだろ?とか思ってましたけど分かって見れば「え?それがきっかけ?」って意外でしたね。
周りに信用できる大人がいなかったガンは自分の事を理解してくれたホ・ムノに希望を持ったのに、直ぐに違ったと知っりかなりのショックを受けたんでしょうねぇ。
大人になるまでずっと心の傷として残っていて、それが抑える事の出来ない感情として復讐するって決意したんだろうけど。。
そこまでする?って思ったけど、ガンにしか分からない事だからね。。
チェ・ミンシクとチェ・ヒョンウクの演技対決と騒がれていましたけど、若手の代表の位置に立っているヒョンウク君。
まだ若いので今後も沢山ドラマに登場ですよね。
わたし的には「ラケット少年団」「弱いヒーロー」での元気な男の子って認識の彼なので(他のドラマも観たけれど)ホ・ムノの奥さん役のジン・キョンさんとのキスシーンは少しショックでありました。。。
ジン・キョンさん、54歳だとか。。。
「ドクターキム・サブ」とか沢山のドラマに出てますけど、私の一番は「ピノキオ」のイナのお母さんでMSC報道局社会部長のイメージが一番強いのだ。
チェ・ヒョンウク君は24歳。実に30歳の差がありますが…
ま、これ以上は嫉妬に感じるので語りませんが。。。
地味だけど面白いドラマでした。
