新潟2日目はうちのプロデュースでT君と空き時間乗り鉄ツアーです。
昨日になりましたが、きらきらうえつ号に乗ってきました。
めっちゃカラフルな電車でしょ。
この乗り鉄ツアーも、謝らないといけない。
この「きらきらうえつ」号は新潟駅と山形県の酒田駅を結ぶ快速電車。
今年9月に廃止になるのが決まっているのです。
あと3か月でなくなるのが確定していただけに、チケットは発売日の1か月前で速攻ソールドアウトだったのですが。
先日の地震で最大震度を記録した地域を中心に営業しているこの電車はキャンセルが相次いだようで、
新潟着いてからチケットが取れてしまった次第です。
新潟北部~山形南部は液状化している地域もあり、地震翌日は広範囲に運行停止になっておりましたが
無事、翌日には全線再開通。
このきらきらうえつも運休になることなく走っておりますよ。
行けなくなった方の代わりに無事を伝えるのがうちの役目になります。
ラストランがなくなるのではないか?と心配されている鉄道ファンの皆さんいらしましたら。
安心してください。
きらきらうえつはちゃんと9月のラストランに向けて走り続けますよ♪
反対側のヘッドマーク
ヘッドマークは運行終了までデザインを毎月変えていくそうです。
今月はJRの社員さんたちが考案したデザインだそうです。
カラフルさが際立つので廃止するの!?って感じですが
近くで見たらかなりボロボロにはなっております。
乗ってみると村上駅を過ぎたあたりからきれいな日本海を左手に見ながら進んでいきます。
この電車は地域密着ではあるんだけど、快速として停車駅も少なく早さも一つの要素です。
なので地域の物産などの営業はなく2両目にあったラウンジにあるショップも売り切れちゃっているのか
グッズも少なめ。
景色を楽しみたく1時間ほど乗りましたが。
午後には仕事会場に戻らなければならず(泣)。
府屋駅にて下車。
めっちゃ海沿い。
府屋地区は先日の地震で震度6強を記録した地域。
学校もまだ再開していないのかも。
人は本当に少なく、県の方なのか1軒1軒を回り、地震による家への被害をトリアージされてました。
自分も阪神大震災で実家が半壊した時、家に赤い紙が貼られていたのを思い出す。
のんびりした光景の中にも地震の爪痕は確実に残っていました。
帰りの電車まで時間はあるので、Tとのんびり散策していく。
国道を下から抜け海へ。
どこまでも人のいない海。
静寂に身をゆだねる。
きれいな海。
地平線の奥には佐渡の島。
こちらは山形方面。
確実に癒しはあったのだけど。
過去も思い出される光景がそこにあり。
初夏の暑さを鳥のさえずりの声を聴きながら
駅舎の日陰でのんびり。
とめどもない静寂が時間の経過をしばし忘れさせてくれますが。
現実に戻る特急列車が入線してきて新潟に。
さあ、仕事に戻ろう。
そして今日はもう東京に戻ります。