このシリーズ、4年半ぶりかー。久しぶり。
題材は何でもいいんですが、少数派であることで感じたことをつらつら描いていくシリーズです。

これはもう2年近く前くらいの話。

おいらいつも通っているジムで、結構いろんなスタジオレッスンに出ているんですけど。

これは協栄シェイプボクシングのレッスンに出た時のこと。

ボクササイズってストレス発散になるし、このクラスはちょくちょく休みも入れてもらえるので大好きでさ(そもそもボクシングは1ラウンド3分ですからね)。

ある時、最前列でカッコよくシャドーを決めている女性がいて。
その方が視野に入った瞬間とんでもないモノに目を奪われた。

問題はその方が着ていたTシャツなのである。

かなりサイケな柄のグレーのTシャツで
これまたすごくサイケな字体で「B.O.C.」とプリントされてある。

BOCってことは、ま・ま・まさかのBLUE OYSTER CULTではないか!!

かの有名なタロットの呪い(Agents Of Fortune)を代表とした70US ROCKの超かっこいいバンドだ。

気付いた瞬間本当びっくりしたわいなワタクシ。

長きにわたりロックファンしているが日本でブルー・オイスター・カルトのTシャツって売っているのも着ている人も見たことないわ。

絵柄もすごくかっこいい。

うわ、いいなー。ほしいなー。

となったわけだが。

次の週もその女性そのTシャツを着て参加されていて。

よし、いつも最前列だから常連さんだろうし、チャンスがあれば声をかけて友達になろうかな、なんて考えていたのだが。

その次の週は彼女、違う柄のTシャツで参加してまして。

その絵柄に再度驚いた。

シンプルな絵柄の上にバンド名がこう書いてあった。

「Bump Of Chicken」

あーなるほど。

B.O.C.とはブルーオイスターカルトではなくバンプオブチキンのことだったのね・・・。

確かに天体観測はいい曲だけども。

ジムワーク中に誰も気づかぬ次元で人知れずがっかりしているワタクシがおりました。

B.O.C.とは・・・
ブルー・オイスター・カルト(マイノリティ)でもなく
ベイル・俺・CロナウドのRマドリード(完全な妄想)でもなく
バンプ・オブ・チキン(マジョリティー)だったかぁ。

というわけでブルーオイスターカルトの曲を聴いていってください。バンプオブチキンが好きな人にも聴いていってほしいな(笑)。


これがBLUE OYSTER CULTでおいらが一番好きな曲


これがBLUE OYSTER CULTで(多分)一番有名な曲


どちらも都会の隅っこに転がる冷たい雰囲気みたいなものが
見事に再現されている。

ロックって熱い血潮を感じる曲が多いけれど。
「冷たい血潮」って言葉があるんだとしたら
こういう音なんだろうなーっていう感覚が
本当にたまりません。

最高だねっ!!