小島武夫さん、お亡くなりになられました。
本も買って読んだなぁ。
まずはリブログします。
これ、彼の魅力です。
モンド名人戦の九連宝燈がどこの速報でも代表的なのですが。
プロたるものただ勝つのではなく、魅せて勝つのが大事と常におっしゃっていた。
魅せるということは手役を作るためにあえて回り道をする選択をことが増えるわけで。
対戦相手のスピードが上回り勝率で言えばTV対局ではそれほど高くはなかった印象がある。
ただ、自分にとっては彼が勝っていなくても十分魅せられていた。
華というよりも駆け引きの妙。
引くときはきちんと引いていたし、結構ディフェンシブでもあった。
それでいて、行くときはバシバシ行く。
それもまあただ行くだけじゃなくて、確率論ではあえて低い方を選択して行くことが多いので。
予測していない方向に向かうわけだから、同じ山を登るにしても違う登り方を選択されることが多く。
対局を真剣に集中を切らさず最後まで見ていたなあ。
未知なるものをたくさん提示されました。もちろん役満はすごいんですけどね。
何故、あそこであの手を選択したのだろう!?って感想戦での彼の答えを期待しても。
嬉しそうに豪快に笑ってはぐらかしてばかり(笑)。
答えは聞けないのよねー。
天才って理解しようと思っても無理なのかな。
どこに連れていかれるかわからないワクワク感。
勝っても負けても。
勝敗は度外視して。
とにかくいっぱい魅せて頂いて。
ありがとうございました!