超久しぶりのライブ。
最後に行ったのはエイジアだから3年ぶりよね。
MOTORHEADのライブに行けず、レミー・キルミスターともとうとう天国まで会えなくなったし。
ならば行けるライブは行っておくべきっていうのをこれからは実行するよ。
70歳を超えた意中のアーティストは絶対会っておかないと!
今回見に行ったバンドはLUCIFER
ANGEL WITCHのDrumsアンドリュー・プレスティッジに元CATHEDRAL、現DEATH PENALTYのGのギャズの豪華バック陣に元THE OATHの女性ヴォーカリスト、ヨハナ・サドニスが合流したバンドだ。

そういう意味ではLUCIFERの場合高齢化がリスクではなく、最初で最後になるリスクと思ってね。
思いきりマイナーなバンドだし。DOOMだぜ^^。
日本はドゥーム・ストーナーの重くてどんよりしたヘビーロックがどうにも流行らない風土。
混雑しないのでいつでものんびりと観賞できる反面、なかなかアーティストが来日しない。
あのリー・ドリアン総帥率いるCATHEDRALの解散公演でさえも、渋谷クラブクアトロだし。
そんなに大きくない箱で大丈夫か?って思ったけど全然余裕があったしなぁ。
そこは東日本大震災直後でいたし方ない面もあり、そこが逆に思い出でもあったりするのだけれど。
ともあれ、CATHEDRAL以来の渋谷クラブクアトロ再来だぁ!!
じゃあ、どれだけ今回のLUCIFERを予習したのかって?
そんなヤボな質問をしてはいけない。
おいらはドゥームが好きで、ドゥームなら正直なんでもトベる。
おまけにCATHEDRALのギャリ―・ジェニングス(ギャズ)も在籍している。
そしてLUCIFERは敬愛するリー総帥のRiseAboveレーベルのアーティスト。
つまり、リー・ドリアンとも会えるかもしれない!!
行くしかないでしょ!
サイン入りのCDが売ってたりしてたら、持ってないから買えるしね!
ファンとしてサイテーなことばかり描いてしまった・・・。
だってみんな、今日びの世の中でCDってほとんど買わなくなってません?
このライブ、びっくりなのは、チケットの価格だ。
3900円!るしふぁ
これで元手がとれるんですか?と普通に疑問。
そして、前日にチケット買ったら整理券番号が190番台・・・。
あかん。赤確定でしょ・・・。
リー総帥、日本観光したかったのか?
邪推したくもなるよねー。
だからここは盛り上げてあげないと、絶対最初で最後になっちゃう危機感がある。
ところがどっこい、開始時刻に何とか間に合い会場入りすると・・・
200人くらいはオーディエンスがいる。
若い子は・・・いないなー。
ヨハナは歌もうまいし、美人だし、若いファンも来てると思ったが、そこは意外。
レミーよろしくジャック&コークで気持ちを高めて出撃です!!
LUCIFERがヨハナの怪しいセリフのテープをバックにメンバーが定位置に着くと・・・。
ライブ開始。
まだ1stアルバムしか出していないから1stからの曲をとうとうと演奏していく。
タメいっぱいのドラムス、ブインブイン歪んだギター(ギャズは少し肥えて、スキンヘッドでありとあらゆる毛をすべてあごに集めました的な板垣退助ギャズ。)、ドゥームこの上なきスローなリフに合わせにゆらゆら揺れるメンバーのシルエットを見ていると・・・
マイクを首に巻きまくって白目をむきながら怪しいダンスを踊るリー・ドリアン総帥の姿がいかにも浮かんできそうなのだが・・・。
CATHEDRALが好きすぎるあまりに、この幻影になやまされてLUCIFERに集中できないんじゃないかって実は心配していたんだけど。
その心配が吹き飛ぶくらいのサプライズがヨハナ・サドニスの歌のうまさである。
本当にうまい。
しなやかな動きの中でサッときちんとエッジを立てて歌える。
CDでの歌唱をフェイクなしでサッと自然に完全再現してくれるライブって実はそうない。
息を吸うポイントも秀逸なので、綺麗な声色がとめどなくクアトロを包む。
恐らくヨハナはドゥームのバンドにいなくても何でもこなせる器用さがあるので、HM/HRのエリアで彼女のようなテクニカルで妖艶な歌い手はあまり浮かばない。
パワフルだったりシンフォニックだったり男性顔負けのグロウルだったりっていう感じじゃない。
むしろ思い浮かぶのはALL ABOUT EVEのジュリアンヌ・リーガンの声を情感を一段落として妖艶さを一段上げた感じなイメージなので。
AKB48の「365日の紙飛行機」なんかをヨハナが歌ったらとんでもない神曲ということになると思う(←妄想しすぎ)。
メンバー達は自分たちのバンドもありかけもちでもあるため、リハに割ける時間が少ないのかオリジナルの曲のみでセットリストは構成されてる。カヴァーも一応あってDEMONの「Night Of The Demons」が聴けたのが嬉しかった。
ライブを観衆としてステージングを見るとメンバー同士の掛け合いもほとんどないし、ヨハナのMCも最小限でコミュニケーションっていうレベルで評価すれば物足りないっていうことになるのかもしれないが・・・。
ドゥームに連帯感など必要ない(←個人的な考え)。
遅く重たい深い海に沈められて、ドヨーンドヨーンと漂い、時々ファストなパートになっても1分もすればドゥームに戻る。顔を上げてはまたすぐに沈められるスタイル(この表現のわかるあなたは相当ドゥーム中毒です)。
そしてそのドゥームな空間に響くヨハナのよどみなく妖艶な美声は、アンコールを含め1時間ほどの短いショーだったが、ついにドリアンの影をステージに見ることなくLUCIFERとして観賞しきることができた。
最後の曲「Izrael」で文字通り昇天したわれらの右端で「ヌッ」っとバックステージに向かう大男・・・。暗闇で確認できなかったが、あれはリー総帥のオーラだったと思う。
DOOM好きはこのショーを絶対に見ておくべきだったと思うよ。
ヨハナはそれだけの価値はある。
CATHEDRALの別次元でLUCIFERはイケてる。
フェスじゃなくて今回みたいな単独公演だったら再来日絶対に見にいきます。
最高だったな。
ついでにサイン欲しさでLUCIFERのCD買ってしまったがな。
左上がギャズ。真ん中がヨハナだぬ。

最後に行ったのはエイジアだから3年ぶりよね。
MOTORHEADのライブに行けず、レミー・キルミスターともとうとう天国まで会えなくなったし。
ならば行けるライブは行っておくべきっていうのをこれからは実行するよ。
70歳を超えた意中のアーティストは絶対会っておかないと!
今回見に行ったバンドはLUCIFER
ANGEL WITCHのDrumsアンドリュー・プレスティッジに元CATHEDRAL、現DEATH PENALTYのGのギャズの豪華バック陣に元THE OATHの女性ヴォーカリスト、ヨハナ・サドニスが合流したバンドだ。

そういう意味ではLUCIFERの場合高齢化がリスクではなく、最初で最後になるリスクと思ってね。
思いきりマイナーなバンドだし。DOOMだぜ^^。
日本はドゥーム・ストーナーの重くてどんよりしたヘビーロックがどうにも流行らない風土。
混雑しないのでいつでものんびりと観賞できる反面、なかなかアーティストが来日しない。
あのリー・ドリアン総帥率いるCATHEDRALの解散公演でさえも、渋谷クラブクアトロだし。
そんなに大きくない箱で大丈夫か?って思ったけど全然余裕があったしなぁ。
そこは東日本大震災直後でいたし方ない面もあり、そこが逆に思い出でもあったりするのだけれど。
ともあれ、CATHEDRAL以来の渋谷クラブクアトロ再来だぁ!!
じゃあ、どれだけ今回のLUCIFERを予習したのかって?
そんなヤボな質問をしてはいけない。
おいらはドゥームが好きで、ドゥームなら正直なんでもトベる。
おまけにCATHEDRALのギャリ―・ジェニングス(ギャズ)も在籍している。
そしてLUCIFERは敬愛するリー総帥のRiseAboveレーベルのアーティスト。
つまり、リー・ドリアンとも会えるかもしれない!!
行くしかないでしょ!
サイン入りのCDが売ってたりしてたら、持ってないから買えるしね!
ファンとしてサイテーなことばかり描いてしまった・・・。
だってみんな、今日びの世の中でCDってほとんど買わなくなってません?
このライブ、びっくりなのは、チケットの価格だ。
3900円!るしふぁ
これで元手がとれるんですか?と普通に疑問。
そして、前日にチケット買ったら整理券番号が190番台・・・。
あかん。赤確定でしょ・・・。
リー総帥、日本観光したかったのか?
邪推したくもなるよねー。
だからここは盛り上げてあげないと、絶対最初で最後になっちゃう危機感がある。
ところがどっこい、開始時刻に何とか間に合い会場入りすると・・・
200人くらいはオーディエンスがいる。
若い子は・・・いないなー。
ヨハナは歌もうまいし、美人だし、若いファンも来てると思ったが、そこは意外。
レミーよろしくジャック&コークで気持ちを高めて出撃です!!
LUCIFERがヨハナの怪しいセリフのテープをバックにメンバーが定位置に着くと・・・。
ライブ開始。
まだ1stアルバムしか出していないから1stからの曲をとうとうと演奏していく。
タメいっぱいのドラムス、ブインブイン歪んだギター(ギャズは少し肥えて、スキンヘッドでありとあらゆる毛をすべてあごに集めました的な板垣退助ギャズ。)、ドゥームこの上なきスローなリフに合わせにゆらゆら揺れるメンバーのシルエットを見ていると・・・
マイクを首に巻きまくって白目をむきながら怪しいダンスを踊るリー・ドリアン総帥の姿がいかにも浮かんできそうなのだが・・・。
CATHEDRALが好きすぎるあまりに、この幻影になやまされてLUCIFERに集中できないんじゃないかって実は心配していたんだけど。
その心配が吹き飛ぶくらいのサプライズがヨハナ・サドニスの歌のうまさである。
本当にうまい。
しなやかな動きの中でサッときちんとエッジを立てて歌える。
CDでの歌唱をフェイクなしでサッと自然に完全再現してくれるライブって実はそうない。
息を吸うポイントも秀逸なので、綺麗な声色がとめどなくクアトロを包む。
恐らくヨハナはドゥームのバンドにいなくても何でもこなせる器用さがあるので、HM/HRのエリアで彼女のようなテクニカルで妖艶な歌い手はあまり浮かばない。
パワフルだったりシンフォニックだったり男性顔負けのグロウルだったりっていう感じじゃない。
むしろ思い浮かぶのはALL ABOUT EVEのジュリアンヌ・リーガンの声を情感を一段落として妖艶さを一段上げた感じなイメージなので。
AKB48の「365日の紙飛行機」なんかをヨハナが歌ったらとんでもない神曲ということになると思う(←妄想しすぎ)。
メンバー達は自分たちのバンドもありかけもちでもあるため、リハに割ける時間が少ないのかオリジナルの曲のみでセットリストは構成されてる。カヴァーも一応あってDEMONの「Night Of The Demons」が聴けたのが嬉しかった。
ライブを観衆としてステージングを見るとメンバー同士の掛け合いもほとんどないし、ヨハナのMCも最小限でコミュニケーションっていうレベルで評価すれば物足りないっていうことになるのかもしれないが・・・。
ドゥームに連帯感など必要ない(←個人的な考え)。
遅く重たい深い海に沈められて、ドヨーンドヨーンと漂い、時々ファストなパートになっても1分もすればドゥームに戻る。顔を上げてはまたすぐに沈められるスタイル(この表現のわかるあなたは相当ドゥーム中毒です)。
そしてそのドゥームな空間に響くヨハナのよどみなく妖艶な美声は、アンコールを含め1時間ほどの短いショーだったが、ついにドリアンの影をステージに見ることなくLUCIFERとして観賞しきることができた。
最後の曲「Izrael」で文字通り昇天したわれらの右端で「ヌッ」っとバックステージに向かう大男・・・。暗闇で確認できなかったが、あれはリー総帥のオーラだったと思う。
DOOM好きはこのショーを絶対に見ておくべきだったと思うよ。
ヨハナはそれだけの価値はある。
CATHEDRALの別次元でLUCIFERはイケてる。
フェスじゃなくて今回みたいな単独公演だったら再来日絶対に見にいきます。
最高だったな。
ついでにサイン欲しさでLUCIFERのCD買ってしまったがな。
左上がギャズ。真ん中がヨハナだぬ。
