最近あまりスロットを打たなくなったので、現状の理解は詳しくはない。

けれど、スペックなんかを確率論的に考えた時に「勝ちやすくない時代である」とゆうのは間違いがないと思う。

ボーナスのみのAタイプ大当たり確率が設定ごとに決まっているので、ばらつきがあるとしても変数は大当たり確率の1つだけなので、収束しやすい。

けれど、最近メインのART機は最低でも、特定役を引いて内部的に高確率に上げて、さらにそこで抽選してARTに当選させ、さらにそのARTの限られたゲーム数の中で特定役を引くなどしていかない限り大勝ちは望めない。

「当たりまでの関門が多い」とゆうのは「変数が多い」ということで分散が大きくる分収束はしにくいし、必然的に投資金額もかさむので、設定があっても普通に負けられる。

じゃあ、大きく勝つためにはいわゆる「やらかし」を稼働時間のどこかでしないといけないわけで、その「やらかし」を起こすためにはフリーズさせるとか超レア役を一発でツモるとゆうのが一番簡単なわけだが。

それは確率論的にはかなり低い話になってしまう。
そこはWinner Takes It All。
引いた人が強いのである。

確率論で論ずることのできるレベルに落とすには、そこそこ話を限定していかないといけない。


そのためには、一番ありがちなパターン。


ART中にレア役を引くということである。

これができればゲーム数やセット数の上乗せも期待できるし、ゲーム数が大きくなれば連打にもつながる。

これがいわゆるARTパチスロにおける「やらかし」の王道パターンになるだろう。


ART中のゲーム数は機種によって異なるが、すべての機種についてこの考え方は有効である。



限られたG数の中ではレア役を引く確率は簡単に計算できる。

例えば確率1/200の役を40G以内に引く確率(十字架2で十字架ラッシュ中に十字架揃いを引ける確率ともゆう^@^)は・・・


引けない確率が199/200なので、この数字を40乗して1から引いた確ということになる。
(1-0.8349)x100が答え。
つまり16.51%の確率で引けるということになる。

これはARTを6回当選させれば1回ける確率に等しい。


単純に考えれば、40/200じゃないの?となるが、2回以上引ける場合は差し引くことになるので実際は若干確率は辛くなる。
 


以下は役確率ごとに計算してみた数字です。

代表機種の小役とともに見てみてください(ここは数値は近いですがアバウトな数字です。)。


計算は有効数字4ケタ。
1回以上引ける確率を(%)で計算してあります。

上乗せ特化モードなどもありますので、10G・20G・30G・40G・50Gの5種類記載します。
10G以内に1/150の確率の小役を引ける確率を見たいときは1/150のところで見てください

①1/150の
・パチスロあしたのジョー2 スイカ
・バジリスクⅡ 強チェリー

・5.87
%(10G)
・11.40%(20G)
・16.60%(30G)
・21.49%(40G)
・26.10%(50G)

②1/200の
・十字架2 十字架揃い
・EVANGELION ART チャンス目A・B
・パチスロ北斗の拳世紀末救世主伝説 中段チェリー
・パチスロ秘宝伝~太陽を求める者達 スイカ・すべりスイカ
・パチスロアイドルマスター チャンスリプレイA

・パチスロシンデレラブレイド 強チェリー

・4.41%(10G)
・8.63%(20G)
・12.66%(30G)
・16.51%(40G)
・20.19%(50G)

③1/250の
・新鬼武者 再臨 チャンス目
・パチスロ攻殻機動隊 S.A.C. 強チェリー
・パチスロマクロスフロンティア 中段チェリー

・3.54%(10G)
・6.95%(20G)
・10.25%(30G)
・13.43%(40G)
・16.49%(50G)


④1/300の小役
・パチスロヴァン・ヘルシング ハンティングラッシュ 強チャンス目
・パチスロキン肉マン~キン肉星王位争奪戦 強スイカ

・パチスロシンデレラブレイド チャンス目合成

・2.97%(10G)
・5.85%(20G)
・8.64%(30G)
・11.35.%(40G)
・13.98%(50G)

⑤1/350の小役
・アントニオ猪木が伝説にするパチスロ 強チェリー
・麻雀物語2 激闘麻雀グランプリ 強竹

・2.58%(10G)
・5.09%(20G)
・7.54%(30G)
・9.93%(40G)
・12.25%(50G)

⑥1/400の小役
押忍!番長2のチャンス目A/B/C
・バイオハザード5 3連チェリー
・パチスロ鬼浜爆走連隊~友情挽歌編 強バリバリ目

・創聖のアクエリオンⅡ 強チャンス目


・2.23%(10G)
・4.41%(20G)
・6.54%(30G)
・8.63%(40G)
・10.66%(50G)


もちろんG数を上乗せできれば、もっと確率は高くなります。


ただ、ARTに突入した時点ではモードやセット数の優遇のない状態では上記の確率を乗り越えないと「やらかし」につなぐことはできません。




これを読んだうえで、どうゆう感想をみんなが持つのかは興味があります。


ART機に対する自分の持論「High Risk , Unknown Return」の「Unknown」の部分は、上記に示した確率を打破して、連打に結び付けられた瞬間に「High」に変貌します。


期待値は低いよなぁ~。ってゆうのが自分の感想です。



ホールでARTに突入したときに、このブログを開いてもらえば、現実的になれるかもしれません。


うまくいかなくても打っている台の設定に信頼をおける場合は、ガンガン追加投資をする覚悟を持てない限り、安定した収支は難しい。




連日ART機で事故って「やらかし」続けることも数字上は可能なんですが、いわゆる野村監督がしばしばTVで言うところの「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ってゆう領域のような気がします。


そこは「不思議」を消すだけの絶対的な機種に対する知識が必要だと思いますが。


アフター5に好きな機種を打てればいいっていうスタンスのヘタレなミーにはできない芸当なのでありますっ!!



あかんやーん!!