9月12日金曜日。
曇がちで、雨も予想されましたが、
時間があったので、生まれて初めて上野動物園に行ってみました。
上野動物園を目的地にしたのは、パンダが見たかったから。
今年の6月28日に、和歌山の「アドベンチャーワールド」に居たパンダが、
契約期間満了により中国に返還されてしまい、
いま日本でパンダの実物を見ることが出来るのは、
上野動物園だけとなってしまいました。
その上野動物園のパンダも、来年2月が契約期間の終了となっており、
それまでに何らかの動きが無いと、来年2月以降は、
日本で生きたパンダを見ることが出来なくなってしまうんですよねぇ。
その前に、生きたパンダを一目見てみたい!という事での上野動物園です。
パンダを見るのも初めてながら、上野動物園に行くのも初めて。
上野公園には数限りなく来ているんですけどね。
という事で、0930の開園間もない時刻に到着。
土日に来ると、チケット購入の長蛇の列なんですが、
流石平日!チケット購入列はほとんどなし🎫
やっぱり観光地は平日だよ。
正門から入ったのですが、園内マップを確認すると、
パンダ舎があるのは、正門のある東園ではなく、
不忍池の池のある方の西園。
広い園内をてくてく歩いて向かいます。
これは、東園と西園をつなぐ
“いそっぷ橋”あたりからの不忍池。
上野動物園にはモノレールがあったんですが、
老朽化のため、2023年12月27日に廃止されちゃったんですよね。
廃止になる前に、乗ってみたかったなぁ。
そしてこれが、その橋脚とレール。
撤去工事中ですが、まだまだその遺構は残っていますね。
この上野動物園モノレール線が面白いところは、
動物園内に設置されているので、動物園のアトラクションかと思いきや、
実は鉄道事業法に基づくれっきとした鉄道で、
東京都交通局による運行だったという事。
そもそもの目的が、高度経済成長期、交通渋滞が激化したため、
地下鉄以外にも交通渋滞を解決できる交通手段は無いかと検討し、
そのための実験線として作られたんですよね。
ただ、これ以外に、東京都交通局でモノレールを作ったことは無く、
本当に実験だけに終わってしまったんですけどね。
そして、西園にあるパンダ舎に到着。
早くも観覧のための待機列が出来ていたので、列に並びます。
っていうか、並んだのはメスのレイレイ(蕾蕾)の待機列だったんですが、
この時点でまだ展示エリアにレイレイ(蕾蕾)は出てきていなかったっぽい。
その待機列の付近にはこんな看板
この日は、天気も曇で比較的気温が低かったんですが、
まぁ今年は、異常な猛暑ですからね。
並んでいる間に、体調を崩してしまう人も少なからずいたんでしょうね。
で、そのうちに、レイレイ(蕾蕾)は出てきて、徐々に列は進みます。
その間に、その待機エリアの地面をみて見ると・・・
パンダの足跡!
本物から足形を取ったんですかね?
そしてゆっくり進む列の中で、ふと目をあげたら、こんなものが。
木に付いたパンダの爪痕レプリカです。
パンダは、言ってみれば熊ですからね。
爪が鋭いですね。
そして、ちょっと前進し、地面に目を向けたら、こんなもの。
パンダの糞レプリカです。
コロっとしていますね。
ゆっくりゆっくり列が進んで、やっとパンダ舎前。
こんな掲示です。
列の先の方を見ていると、10人前後位の単位で、パンダ舎に案内されていて、
且つ、案内している警備員の人が、タイマーを使ってパンダ舎にいる時間も
制御している様です。
いやぁ、警備員さん、大変ですね。
そこまでしないと「時間配分が不平等だ!」とか言う輩が居るんでしょうね。
そうこうしているうちに、パンダ舎内に案内されました。
で、“複数あるエリア”ですが、2か所です。
っていうか、パンダ舎の観覧エリアを便宜的にカラーコーンと棒で区切って、
便宜的に“複数の観覧エリア”に仕立て上げていました。
そうしないと、平等厨が騒ぐんでしょうね。
という事で、撮影したレイレイ(蕾蕾)はこちら🐼
意外にレイレイ(蕾蕾)は動いていて、
全然姿が見られないという事はありませんでした。
最後のショットは、休憩しているオジサンみたいwww
パンダ舎を出たところには、パンダが住んでいるところあたりにいる、
別の動物が展示されていました。
主に、鳥ですね。
こちらは、ギンケイ
キレイな彩の鳥です。
めっちゃケージの中を走り回っていて、何とか取れた一枚。
こちらは、ベニジュケイ
正面を向いてくれません
世の中で“パンダ”と言うと、今はジャイアントパンダな訳ですが、
元祖パンダはこちら。
シセンレッサーパンダだそうです。
屋外展示エリアもあるんですが、そちらに出てきてはくれず、
屋内のガラス越しのエリアで、丸まってました。
顔が見えない・・・。寝てる??
あとは、動物園内で、興味があったものを。
こちらは“不機嫌な表情に見える”でお馴染みのマヌルネコ
じっとしていて不機嫌そう・・・
でもね、こちらは明るい展示エリアだったんですが、
暗くなっている展示エリアもあって、
そちらにもマヌルネコは居たんですが、
そっちのマヌルネコは、めっちゃ動き回っていました。
写真撮ろうと思ったんですが、あまりに動き回るので、
撮れませんでした。
こちらは、コビトマングース
1匹ちょこまか動き回っている個体も居たんですが、
多くはこんな風に集団になっていました。
やっぱり寝てる??
こちらは立ち姿が有名なミーアキャット
こっち向いてくれない・・・
そしてこちらが、上で書いた、
暗くなっている展示エリアに居たキンカジュー
偶然奇跡的に上手く撮れました。
写真なんではく製みたいに見えますが、生きている個体です。
こちらは別の展示エリアで、ベニイロフラミンゴ
沢山います。
写真を撮っている時、なんか鳴いていたんですが、
ガーというか、そんな感じの鳴き声。
優美な見た目とは違って、意外に普通に想像できそうな鳴き声でした。
こちらは、動かないで有名なハシビロコウ
ハシビロコウというと、上の様に、立ってじっと見つめる様な姿勢ですが、
こんな風なハシビロコウも
草むらに寝ています。
じっとしていますが。
そしてそして、上野動物園にはパンダはもう1体いるんですよね。
オスのシャオシャオ(暁暁)です🐼
っていうか、正直に言うと、実はもう1体パンダが居るという事は、
意識になかったんですが、「見たいもの見たし、帰ろうかな」と思って、
正門方向に歩き始めたところ、もう一つのパンダの待機エリアを発見した次第。
レイレイ(蕾蕾)の方は、少人数に区切って見学エリアに案内していましたが、
こちらのシャオシャオ(暁暁)の方は、待機列を作るスペースは
用意されていましたが、今回は待機時間0という事で、
待つことなくパンダ舎へ。
見学エリアもカラーコーンで区切られるという事も無く、
ガラスの前に、各自自由に陣取って見学するというスタイルでした。
シャオシャオ(暁暁)もめっちゃ動き回っていました。
サービスが良いwww
いやぁ、パンダって、こんなに動き回るんですね。
👆の写真は、ガラス越しに撮っていたので、
ガラスに映った人の姿を加工してあるんですが、
加工方法の問題で、見ようによっては、
パンダがめっちゃ疾走しているみたいに見えますねwww
最後は、白くま。
今年の猛暑でどうしていたのかと心配でしたが・・・・
主の居ない展示エリア
白くまさん、ご自愛ください。
動物園って、広いよね。
この時点で、既に結構歩いていたんですが、
最後に見たいものがあるのでそちらへ。
旧寛永寺五重塔です。
間近で見るには上野動物園に入る必要があるんですよね。
なんで、動物園の中にある様な配置にしているのか??
カワイイ動物に癒されました。
良かったです。