
いやぁ、全然猛烈な暑さが収まりません。
そんな日曜日は、サントリー美術館で開催されている
『琉球展』に行って来ました。
いつもいつも、どこの美術館、博物館でも、
開場間もないころの到着を目指しているのですが、
いろいろと野暮用があったりするので、
思いの通りに行かないことが多いのですが、
今回は、予定通りに、開場間もない10:10a.m.ごろの到着。
サントリー美術館が入居している東京ミッドタウンは、
基本的には11:00a.m.にならないと営業が開始しないのですが、
サントリー美術館だけは、10:00a.m.営業開始なので、
一部の限られた入口から東京ミッドタウンに入館です。
https://www.suntory.co.jp/sma/map/1100.html
「混んでいる事は無いよねぇ」と予想していたのですが、
予想通り、混んでいませんでした。
この展覧会が興味深いのは、ある一人の画家・芸術家や、
ある特定の時代についての展覧会は、数多ありますが、
ある特定の地域に絞った展覧会って、中々数少ないんじゃ無いですかね?
会場に入って、キャプションを見るまで意識から落ちていたのですが、
沖縄は、1945年に激しい地上戦が行われているんですよね。
失念していたのは、平和ボケと言われても仕方ないですね。
で、その激しい地上戦の結果、沖縄の数多くの文化財も失われていて、
古の琉球王朝に関する資料も、多数失われているのだそうです。
今回のこの展覧会に展示されているのは、遺された貴重な品の数々。
いやぁ、そうだよね。
あの沖縄戦の激しさにすれば、
何がどう失われていても不思議じゃ無いですよね。
そんななかでも、とびっきり貴重なのが、
《国宝 琉球国王尚家関係資料》の数々。
良いものを見させてもらいました。
それと面白い?と言っていいんでしょうかね?
琉球絵画が、非常に面白いです。
沖縄で、雪は(まずほとんど)降るはずが無いのに、
座間味庸昌(殷元良)の《雪中雉子之図》なんかあったりしてね。
どうやら、章声の《雪中花鳥図》を模写したものと言う事らしいのですが、
それにしてもね、多分見た事が無いであろう雪を、どう思って模写したのか?
その他にも、雪を描いた作品はあるのですが、
全般として、日本画と言うよりも、中国画の雰囲気を感じます。
もともと、中国とは朝貢関係にあったわけですし、
官僚の制度も、中国のものを勉強して取り入れているところもあるようですし、
琉球と中国は切っても切れない関係にあったわけですが。
いや、並べてみると、どっちも中国の絵画の様に見えますよ。
良いものを見させてもらいました。
| 名称 | 琉球 美の宝庫 https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_3/ |
|---|---|
| 会期 | 2018年7月18日(水)~9月2日(日) |
| 会場 | サントリー美術館 |
| 当日観覧料 | 一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料 |
| 開館時間 | 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00) |
| 休館日 | 火曜日 ※8月14日は18時まで開館 |