9月1日に、設立母体が合併。
それに伴い、こちらの美術館も名称が変更。
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館となりました。
新宿は、デング熱感染地域なので、あんまり行きたくはないのですが、
“印象派”とか言われると、興味が勝り行ってしまいました。

この美術館は、元々それ程混まないのですが、
平日ということもあり、より一層空いていました。
見る側にとっては、非常に良いことですが、
主催者側からしてみると、経営的に大丈夫ですかね?

“印象派のふるさと”と言う事で、印象派のちょっと前
と言う頃の作品が展示されています。
これらの作品に影響を受け、印象派が開花して行ったんですね。

ギュスターヴ・クールベの《海景、凪》と言う作品が有ったんですが、
あの作品、大丈夫?
なんか、傷んでいるように見えたのは、気のせいでしょうか?

ヴィットリオ・マッテオ・コルテスと言う画家の
《別れ》と言う、女性を書いた作品。
中々、印象的。
少しくすんでしまっている作品が多い中、女性の白の衣装の色が
非常に綺麗でした。

前に、Bunkamuraで『デュフィ展』に行きましたが、
こちらでも、デュフィの作品が幾つか展示されていました。
『デュフィ展』の時は、明るい・楽しい絵画が多かったですが、
今回は、ちょうど画家が体調を崩し気味な時に書いたらしく、
“黒い貨物船”をモチーフした、少し、暗い印象の絵画が
気になりましたね。
もちろん、《赤い彫刻のあるアトリエ》の様な、
これぞデュフィというような、癒される作品も展示されていました。

今回は、絵画だけではなく、写真も幾つか展示されていました。
その中でも、エミール=アンドレ・ルトゥリエの
《ルーアン、エートル・サン=マルレー》と言う作品は、興味深かったです。
墓地跡を撮影した写真なんですが、墓地は回廊に囲まれていたそうで、
その回廊をメインに写したもの。
14世紀にヨーロッパを襲ったペスト禍の時には、
ここにペストで亡くなった人々の遺体が、並べられたらしいです。

いやぁ、ゆっくりと見ることが出来て満足。
良かったです。
 

名称 印象派のふるさと ノルマンディー展
~近代風景画のはじまり~
会期 2014年9月6日(土)~11月9日(日)
会場 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
当日観覧料 一般1100円、大学生・高校生700円、シルバー(65歳以上)900円、中学生以下無料
※コンビニ等で、11/8まで前売り券購入可能
開館時間 10:00 ~ 18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜休館(ただし祝日は開館、翌火曜日も開館)