まだ8月なのに、今週は、気温が上がらず秋の粧。
涼しくていいんですけど、来週からまた暑くなるみたい・・・orz。
そんな土曜日は、Bunkamuraで開催中の、
『だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵』に行ってきました。

この展覧会は、2009年に1回目が行われたそうで、
今回は、その続編という位置づけで、
美術が進化し、現代における新しいだまし絵を展示するそうです。
1回目は、知らんかったなぁ。
残念。

“だまし絵”と言っても、本当に目の錯覚を利用するもののほか、
ある絵の中に、別のテーマを埋め込んでいるというものもあるそうです。
その代表例が、ポスターにもなっている、ジュゼッペ・アルチンボルドの《司書》。
これは、司書を本で描くという、若干、皮肉がかった絵になっています。

でも、“だまし絵”と言うと、やっぱり期待するのは目の錯覚を用いたもの。

絵ではないのですが、
福田繁雄の《アンダーグランド・ピアノ》は中々面白いです。
こう言うのは初めて見ました。
色んな木材などが、適当に置かれているのですが、
背面に鏡をおいて、鏡の方を見てみると、あら不思議。
グランドピアノが現れます。
いやぁ、ちゃんとグランドピアノに見えるからなぁ。

パトリック・ヒューズの《広重とヒューズ》は、典型的な、目の錯覚作品。
これと同様のものを、大阪市立科学館前で見たことがあります。
絵の所が出っ張っているので、左右に動くと絵も動いているように
見えるんですよねぇ。
横から見ると、出っ張っているのが良く判ります。

それと似たようなものが、同じパトリック・ヒューズの《生き写し》
これは、作者本人の顔の立体像なんですが、顔の凹凸が本当と逆なんです。
人は、人の顔を見ると、『人の顔の凹凸は、こういう物だ』と思って
しまうそうのですが、その認識と逆に凸の所を凹にしているので、
作品の前で左右に動くと、これも作品が左右に追随するように見えます。
近づいて横から見ると、その凹凸具合の変さ加減がよく分かるんですけどね(笑)。

そうそう。
最後の最後に、a~haの“Take on me”のPVが流れていました。
これは、実写と絵がうまく融合しているのが、だまし絵のテーマに
あったということで、出ていたようです。
その場所では、当然“Take on me”が流れていたんですが、
平面スピーカーを使っていたので、音漏れが無かったですね。
正面でないと聞こえませんでした。

中々、面白かったですね。
今回は、俳優の八嶋智人さんが音声ガイドのナビゲーターだったんですが、
そちらも軽妙で面白かったです。
って言うか、宣伝(ステマ)で、はないですが、
普通の絵画と違って、音声ガイドがあった方が良いかも。
そうじゃないと、判りにくいものがあります(苦笑)。

あ、そうそう。
ロビーなどにも、色々展示されています。
これは、目覚ましくんが立体的に見える絵です。

床面に、普通に描かれているんですが、
カメラを通してみると立体的に見えるんですよねぇ。

“だまし絵”的に、ロビーにはこんな展示物。

正面から見ると普通に見えるんですけど、
横からは・・・

なるほどねぇ。

 

名称 Bunkamura25周年特別企画
だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵
http://www.damashie2.com/
会期 2014年8月9日(土)~10月5日(日)
会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
当日観覧料 一般1500円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生700円
開館時間 10:00~19:00(※入館は閉館時刻の30分まで)
毎週金・土曜日は、10:00~21:00(※入館は閉館時刻の30分まで)
休館日 9月8日(月)のみ休館


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『進化するだまし絵展』連動企画 として、
『めざましモア展@Bunkamura』がBunkamura Box Galleryで
行われていたので、そちらにも行ってみました。
“連動企画”なので、こちらもだまし絵的な作品が展示されています。

これら、全て、平面に描かれた絵なんですが、
これらもカメラを通してみると立体的に見える、
そういう物が、こちらにも展示。




この最後の“MoA”なんて、立体ですよねぇ。
でも、これらは横からみると、この通り。

紙に書かれた絵です。

小さい部屋一つなので、作品数は少ないですが、
これはこれで、面白かったです。





 

名称 Bunkamuraザ・ミュージアム 進化するだまし絵展 連動企画
めざましモア展@Bunkamura
会期 2014年8月27日(水)~9月7日(日)
会場 Bunkamura Box Gallery
開館時間 10:00~19:30