気持ちのよい天気の土曜日、汐留に有る
パナソニック汐留ミュージアムで開催中の
『フランス印象派の陶磁器』に来てみました。

ルオーのコレクションが充実しているので、
ルオーばかり展示しているのかと誤解していたんですが、
普通に、他の展示もやっているようです。

パナソニックリビングショウルーム東京のある、
パナソニック東京汐留ビル4Fにあります。
って言うか、ビルの多くの部分は、
パナソニックのオフィスでも有ったりもします。
だからなのか、ミュージアムの入口の写真を
撮ろうと思ったら、あっと言う間に警備員がやってきて、
注意されます。
厳しい!

面白いのが、ロッカー。
通常の美術館では、返却式のコインロッカーですが、
ここは、パナソニックの技術力を魅せつけるためか、
ロッカーを使用したい場合は、バーコードの書いてある
カードを借ります。
これを読み取らせると、使用可能なロッカーのドアが開く
と言うシステム。
もちろん無料。
中々、面白いシステムです。

“印象派の陶磁器”と銘打っているので、
陶磁器に描かれている図柄が、印象派的なのかなと
思っていたんですが、ちょっと、違うように私には感じました。

《ルソー》シリーズとある陶磁器があったので、
「アンリ・ルソーの関係?」と思ったら、
フランソワ=ウジェーヌ・ルソーと言う別人。
アンリ・ルソーは1844年~1910年、
フランソワ=ウジェーヌ・ルソーは1827年~1891年なので、
若干、時代は重なっているようではあります。
この《ルソー》シリーズの陶磁器ですが、
クッキリ・ハッキリしていて、印象派と言う感じでは
無いんですよねぇ。
むしろ、浮世絵などをモチーフに図柄を描いているので、
サブタイトルに『ジャポニスムの成熟』あるとおり、
ジャポネズム陶磁器と言うのが、正しいと思います。

ただ、アビランド社オートゥイユ工房の
フェリックス・ブラックモンによる作品
《彫文青山秋景図大皿》や《彫文秋景図大皿》は、
ゴッホを思わせる図柄。
一瞬、誰の作品か、確かめてしまいました。

同じくアビランド社オートゥイユ工房の作品で、
《バルボティーヌ 風景人物図飾皿》などは、
バルビゾン派の絵画のような図柄。
これだったら、印象派ではなくバルビゾン派ではありますが、
まぁ、展覧会のタイトルにも納得・・・かな。

1フロアの、こじんまりとした美術館ですが、
混んでいないので、さくっと見るには良いかも。
 

名称 フランス印象派の陶磁器 1866-1886 -ジャポニスムの成熟-
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/140405/
会期 2014年4月5日(土)~6月22日(日)
会場 パナソニック 汐留ミュージアム
当日観覧料 一般800円、大学600円、高校生・中学生200円、小学生以下無料、65歳以上700円
開館時間 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週水曜日