
今日は、今年の新春『日本 美術の祭典』と称して
上野の東京国立博物館と東京都美術館で開催される
3つの特別展、
- クリーブランド美術館展@東京国立博物館
- 人間国宝展@東京国立博物館
- 世紀の日本画@東京都美術館
のうち、東京国立博物館で行われる、
『クリーブランド美術館展』と『人間国宝展』に
行って来ました。
実は、去年の8月に、1000円/枚(限定5000枚)で発売された、
3展共通特別先行前売り券(引換券)をゲットしていたんですよねぇ。
普通に買うと、1展あたり1000円はするので大変お得!
早速、それを利用です。
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まずは、『クリーブランド美術館展』。
入場の前に、3展共通特別先行前売り券が、
引換券と言う位置づけだったので、
特設カウンター・・・、って言うか、
傍らの長机の係員席にて、入場券に交換。
ちょっと、判りにくいですねぇ。
もっと目立つようにして欲しいです。
そんなミソは付きましたが、最近重宝している
500円の音声ガイドを早速借りて、場内へ。
ちなみに、この『クリーブランド美術館展』の
音声ガイド領収書を提示すると、『人間国宝展』の
音声ガイドが100円引きになります。
見どころは、《雷神図屏風》ですかねぇ。
やっぱり、目を引きます。
なんか、表情がちょっとコミカル。
コミカル繋がりで言えば、没倫紹等の作と伝わる《南瓜図》。
擬人化した蟻なのか、何なのか?
そう言うシルエットが、南瓜を引いている絵です。
何か楽しそうに引いているように見えます。
カワイイし。
そうそう。
それよりも、インパクトを感じたものがありました。
河鍋暁斎の《地獄太夫図》です。
名前が、地獄ですよ、太夫なのに。
着ている着物に、七福神が、そこかしこに描かれていて、
これに地獄太夫本人を弁天様と見立てると、
七福神が完成と言う絵になっています。
名前はオドロオドロシイですが、美しい絵です。
気になったのが、主に、山水画なんですが、
汚れなのか、くすんでいるように見えるんですよねぇ。
これって、「汚れまで文化財である」と言う事なんですかね?
それとも、日本の美術館や博物館に収蔵されているのも、
そうだったっけ?
ところで、このクリーブランド美術館の日本コレクションの
礎を築いたのが、GHQの美術顧問官でもあったシャーマン・リー。
こう言っちゃぁ何ですが、GHQの威光を盾にして、
日本の重要美術品をアメリカに持ち去ったとは、言えないんですかね?
ちょっと、心の奥底に、そう言う凝りを感じてしまいました。
日本にあったら、国宝級・重要文化財級の美術品や文化財が沢山です。
これが、アメリカにあるとは・・・。
| 名称 | 『クリーブランド美術館展』 ─ 名画でたどる日本の美 http://www.nichibisai.jp/cleveland/about/ |
|---|---|
| 会期 | 2014年1月15日(水)~2月23日(日) |
| 会場 | 東京国立博物館 |
| 当日観覧料 | 一般1000円、大学生800円、高校生600円、中学生以下無料 その他、『人間国宝展』との共通券あり。詳細はHP参照 |
| 開館時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 月曜日 |
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通常、東京国立博物館平成館で特別展が行われる場合は、
平成館の特別展示室1・2・3・4室全部使う事が多いんですが、
今回は違います。
特別展示室1・2では、『クリーブランド美術館展』が行われ、
反対側の特別展示室3・4では『人間国宝展』が行われています。
と言う事で、『クリーブランド美術館展』の後は、
そのまま素直に『人間国宝展』GOしました。
先ほど、『クリーブランド美術館展』で借りた音声ガイドの
領収書を提示して、音声ガイドを100円引きでレンタル。
冷静に考えると、これだけで、900円の出費ですよ。
いい商売だよなぁ(苦笑)。
こちらの『人間国宝展』は、工芸品の展示なんですね。
って、知らないで来たのか!と言うツッコミは無し。
先週、東京国立近代美術館工芸館の『工芸からKOGEIへ』にも
行っているので、今年は春から工芸づいている様です(笑)。
でも、工芸館には無かった工芸品がこちらにはあります。
刀です。
刀が工芸品・・・と言うのも、ちょっと変な気もしますが、
武器として使用しない現代では、工芸品なのかな。
確かに、キレイだったし。
それと、刀の研磨にも人間国宝って居るんですね。
ビックリ!
研ぐ人によって、刀の美しさが変わるということなんでしょうね。
それと、面白いなぁと思ったのが、昔の着物や焼き物の隣に、
その分野の人間国宝の作品を展示していたこと。
古の技が、今にどう伝承され、そして進化したかと言うことを
示す展示ですね。
あと、展示の仕方も面白かったです。
展示の前半は、まぁ、普通に展示されていましたが、
中盤から後半にかけて、円を描くような展示スペースに。
こう言う展示って、学芸員の人が考えるんですかね?
中々、興味深い展示方法でした。
| 名称 | 日本伝統工芸展60回記念 『人間国宝展』 ―生み出された美、伝えゆくわざ― http://www.nichibisai.jp/ningenkokuhou/about/ |
|---|---|
| 会期 | 2014年1月15日(水)~2月23日(日) |
| 会場 | 東京国立博物館 |
| 当日観覧料 | 一般1000円、大学生800円、高校生600円、中学生以下無料 その他、『クリーブランド美術館展』との共通券あり。詳細はHP参照 |
| 開館時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 月曜日 |
あと、これは、特別展ではないんですが、
関連展示として、同じ平成館の1F企画展示室で、
特別陳列『人間国宝の現在』が展示されていました。
こちらもこちらで、『人間国宝展』にも負けない位の
作品が展示されていました。
って言うか、東京国立近代美術館工芸館で見た作品と
同じ印象の作品が有ったので、もしかしたら、
同じ作家の作品なのかもしれませんね。