
今日は、10月10日から始まった
『カイユボット展』に行って来ました。
例によって、開場間もない時間の10:15頃到着。
思ったよりも、客が来ています。
勉強不足で私は知らなかったんですが、
ギュスターヴ・カイユボットとは、
モネ、ルノワール、ドガと並ぶ印象派の画家だとか。
そんな画家の日本初の回顧展と言うことで、人気のようです。
画家って、収入が少なくて生活に苦労した人が多い印象なんですが、
このカイユボットは、裕福な過程に育ち、自身も画家では有るんですが、
モネやルノワール、ドガなどの絵を購入して、
彼らの生活を援助していたという側面もあるそうです。
“都市の印象派”と言うサブタイトルが付いている通り、
パリの街並みなどを描いた作品が多いようですね。
その中でも興味深かったのが、《ヨーロッパ橋》と言う作品。
サン=サラザール駅の上に掛かる橋なんだそうですが、
橋に繋がる歩道が、何処から見ても、こちら(見ている人間の方向)を
向いているような気がするんですよねぇ。
最初、横の方向から見ていたので、「あぁ、横の方向からの絵なんだ」と
思ったんですが、絵を見ながら左右に移動すると、その移動に合わせて、
橋に繋がる歩道が、自分の動きに合わせて向いてくる感じがします。
本当に、そう言う描かれ方をしているのかは不明ですが、
ある種、トリックアート的に感じました。
あとは、《シルクハットの漕手》ですかねぇ。
ギュスターヴの弟マルシャルが写真を趣味としていたようで、
そのマルシャルの写真に、この絵と似た感じの物があったんですよねぇ。
まぁ、ボートを漕いでいる人を撮ったら、誰でも同じような感じに
なるのかもしれませんが、脱いだ上着を右側に置くとかの辺りまで
共通しているのは興味深かったです。
それともう一つ。
これは作品の中身は関係ないんですが、美術館収蔵品よりも、
個人蔵の作品が多いこと。
って言うか、今回の作品の、7~8割は個人蔵の印象です。
これは、先にも記したとおり、カイユボットが裕福であったため、
生活のために絵画を売る必要がなく、あまり彼の作品が世の中に
出回らなかったという事とも関係していそうです。
| 名称 | カイユボット展 ─ 都市の印象派 http://www.bridgestone-museum.gr.jp/caillebotte/ |
|---|---|
| 会期 | 2013年10月10日(木)~12月29日(日) |
| 会場 | ブリヂストン美術館 |
| 当日観覧料 | 一般1500円、シニア(65歳以上)1300円、大学・高校生1000円、中学生以下無料 |
| 開館時間 | 10:00~18:00(金は10:00~20:00) ※入館は閉館の30分前まで |
| 休館日 | 月曜日 ※12月16日、祝日は開館 |