10月なのに、30℃を超える真夏日!
暑いよ。

そんな三連休初日ですが、10/8から東京国立博物館で開催の
『特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」』に行ってきました。

9:30開場ですが、例によって開場直後の9:45頃到着。
まだまだ空いています。

いつもは、音声ガイドに見向きもしないのですが、
今回初めて音声ガイドを借りてみました。
何で、借りようと思ったのかな?
こう言う展覧会の音声ガイドは、有名俳優、女優が
音声を担当することが多いのですが、
今回の京都展の音声ガイドは、京都出身の佐々木蔵之介さんと、
ベテラン女優の野際陽子さんと言うダブルキャスト。
落ち着いた感じの二人です。

会場では、いきなり「洛中洛外図屏風 船木本」が
拡大されてプロジェクタで映されているところから始まります。
最近の技術は凄いと再認識。
本物よりも大きく拡大されているのに、細かいところまで
クッキリと見ることが出来ます。
(これについては、後段で出てきますが、ミュージアムシアターで
より詳しく解説を聞くことが出来ます。)

その他、国宝の「洛中洛外図屏風 上杉本」とか、
重要文化財の「洛中洛外図屏風 歴博甲本」とか、
「船木本」とは違う洛中洛外図屏風も見ることが出来、
それぞれの違いを見比べることが出来、中々面白かったです。
日本には、国宝・重要文化財の洛中洛外図屏風は、
7つあるらしいのですが、途中、展示替えしながら、
その全てが展示されるそうです。
いまは始まったばかりなので、前半に展示される
洛中洛外図屏風が展示されていましたが、後半に
展示される洛中洛外図屏風も、パネルで展示されていました。
パネルだと、本当に目の前で見ることができるので、
本物とは違う楽しみ方もできます。
場合によっては、パネルのほうが見やすいかもと思いました。
でも、やっぱり、本物の魅力にはかなわないですけどね。

京都御所の襖なども展示。
いまは、京都御所のものではなくて、下賜されたお寺の所有。
これも、前半・後半で、展示替えがあります。

龍安寺の石庭が4Kで再現されていました。
本物も見た事が有るんですが、やっぱり本物の方が良いですかね。
映像としては、ソックリと言うか、素晴らしいのですが、
その雰囲気というか、厳粛さと言うか、それがいかに4Kと言えども、
伝えることは出来ないですねぇ。
って言うか、先にも記したとおり、龍安寺に行ったことが有るんですが、
襖には、ほとんど注意を払っていませんでした。
ここでは、嘗て石庭に面した部屋にあり、明治期の廃仏毀釈によって
散逸してしまった襖が、“里帰り”と言うことで、
アメリカの美術館から里帰り時展示されていました。
でも、そうかぁ。
それだったら、もっとちゃんと部屋の襖も見るんだったなぁ。

最後の展示エリアは、二条城。
二条城にも行ったことが有るんですが、結構前なので、忘れ気味。
調度良かったです。
ここでは、二の丸御殿の黒書院、大広間の襖絵が展示。
いま二条城で飾られているのはレプリカだそうで、
こちらで展示されるのは、本物(笑)。
まぁ、そうだよね。
黒書院、大広間ともに、江戸末期の大政奉還に関連した部屋。
特に黒書院は、大政奉還前日、側近を集めて、
その意向を示した部屋だそうです。
歴史を感じます。

いやぁ。
音声ガイドが良かったので、二周してしまいました(爆)。
これから時々、音声ガイドを借りてみようと思いました。

展示を満喫した後は、思わずおみやげを購入。
恐るべし京都ブランドです。
いつもはおみやげなんか、買わないんだけどなぁ(苦笑)。

音声ガイド含め、散財の一日・・・


 

名称 特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」
http://www.ntv.co.jp/kyoto2013/
会期 2013年10月8日(火) ~ 12月1日(日)
会場 東京国立博物館
当日観覧料 一般1500円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料
開館時間 9:30 ~ 17:00
※金曜日と11月2日(土)、11月3日(日)は20:00まで、11月4日(月・休)は18:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日
※ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)、11月5日(火)は休館



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で、『特別展 京都』の後は、先に記したミュージアムシアターへ。
京都展の半券提示で、通常500円の鑑賞料が100円引きになるので、。
ついつい行ってしまいました。

いまミュージアムシアターで上映しているのは、
京都展に関連した、『洛中洛外図屏風と岩佐又兵衛』と言う作品。

ここで言う“洛中洛外図屏風”は、「船木本」の事。
本展で大型プロジェクターで観覧し、こちらで更に解説です。

普通の映画のように、単に映像が流れるだけかとおもいきや、
ナビゲーターの人が出てきて、色々と解説してくれるんですね。
まぁ、博物館なので、そう言う形式の方が適しているかも。

上映時間は、40分程度。
中々、面白かったです。
解説を詳しく聞きたい時は、結構いいかも。


 

作品名 洛中洛外図屏風と岩佐又兵衛
上映期間 2013年10月5日(土) ~ 12月23日(月・祝)
場所 東京国立博物館 東洋館地下1階
鑑賞料 高校生以上500円、中学生・小学生300円
総合文化展とのセット券、特別展での特典などあり
上映時間 HP参照



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本当は、ここでランチに行きたかったんですが、
正直言うと、トーハクのレストラン施設は、イマイチ。
オークラが運営しているんだけど、美味しくないんだよねぇ。
なので、我慢我慢。

と言うことで、このまま引き続き、
東洋館リニューアルオープン記念の
『特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」』に行きました。

何と言っても、『特別展「京都」』で無料ですからね。
(総合文化展観覧料のみでも観覧可)

宋から明までの、中国絵画が展示されています。
今回勉強になったのは、
中国って、絵に直接感想とかを書き込むんですね。
絵に文字と言うか文章が書いてあるんですが、
その絵の感想なんだそうです。
しまいには、絵よりも、感想が書いてある部分の方が、
大きくなった作品もありました。
見た時「何だろう?これ」と思ったんですよねぇ。
まさか、見た人の感想がそのまま書かれているとは
思いませんでした。

それと合わせて、印章も沢山押してあります。
これは、博物館とかに収蔵された時の収蔵印かとも思ったんですが、
それにしては、数が多すぎます。
これも、書き込みと同じように、見た人が押したりしたそうです。

いまは流石に、絵に直接書き込みや押印はされていませんが、
それらの書き込みや、印章で、絵画の来歴が判ったりするそうなんで、
今の時代には、結構、役立っているみたいです。

ある意味、通常展におけるテーマ展示の様な気がしますが、
音声ガイドもあったりと(この時は借りませんでした)、
結構、力の入った展示でした。


 

名称 特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1622
会期 2013年10月1日(火) ~ 11月24日(日)
会場 東京国立博物館 東洋館8室
当日観覧料 総合文化展観覧料で観覧可
開館時間 9:30 ~ 17:00
※金曜日および、11月2日(土)、3日(日・祝)は20:00まで、11月4日(月・休)は18:00まで
休館日 毎週月曜日
※10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館、10月15日(火)、11月5日(火)は休館



これで、実質、3つの展覧会をはしごしたみたいなんで、
結構、歩き疲れました。