その1から

艦内をひと通り見たので、再びデッキへ。
って言うか、雨が降り出してしまいましたorz。
晴れたら晴れたで、日に焼けたりするんで困るんですが、
雨は雨で、傘をさせないので困ります。
本当は、後部デッキでは大湊音楽隊による演奏があるはずだったんですが、
雨で一般客を格納庫に収容するため、一旦取りやめ。
折角大湊から来たのにねぇ。

雨は次第に本降りになってきて、
それに伴い、艦内に退避する人も増えてきます。
食堂もそれほど広くなく、艦内は通路まで一般客でギッシリに。
する事が無くなってしまったんで、再び艦橋へ向かいました。
ひとしきり艦橋で観察していると、本降りだった雨が小降りに。
艦内放送では「雨が止みました」と言っていましたが、
本当の所はまだ降っています。
「雨が止んだ」って、一般人基準じゃなくて、
自衛隊基準(笑)で止んだという事なんでしょうかね。

でも確かに雨は小降りになっているんで、
再度デッキに出てみました。
船が増えてきています。
また、ヘリなども飛び始めています。

一応4機編隊ですが、4番機は報道が乗っているのか、
先の3機よりも少し遅れて飛んでいました。

そして目を海に向けると、視界の範囲に船が並び始めています。

これはパノラマで撮ってみましたが、こんな感じに前から後ろまで
船が並んでいます。

また、時間や方角が違うときには、こんな感じ。

水上艦に続いて、潜水艦が進んでいきます。

本艦の後ろを見ると、部隊を編成する掃海艇が続いています。


この日の観艦式はこんな感じのスケジュール。

写真中の赤いところで観閲官(総理大臣)による観閲が行われ、
黄色いところで、訓練展示が行われます。

ところで、平成24年度自衛隊観艦式の部隊編成は、次の様になっています。


  • 観閲官:内閣総理大臣 野田 佳彦
  • 主催者:防衛大臣 森本 敏
  • 実施責任者:海上幕僚長 海将 河野 克俊
  • 執行者:自衛艦隊司令官 海将 松下 泰士
  • 支援部隊指揮官:横須賀地方総監 海将 武居 智久

  • 観閲部隊

    • 先導艦:ゆうだち
    • 観閲艦:くらま
    • 随伴艦:ひゅうが-ちょうかい-あたご
  • 観閲付属部隊:いなづま-あすか-ちはや-やまゆき-てんりゅう

  • 受閲部隊

    • 旗艦:あきづき
    • 第1群:はたかぜ-しらね
    • 第2群:たかなみ-おおなみ-はるさめ
    • 第3群:いせ-せとぎり-はるゆき-あさゆき
    • 第4群:けんりゅう-いそしお-わかしお
    • 第5群:ぶんご-あいしま-みやじま-ひらしま-たかしま-えのしま
    • 第6群:くにさき-LCAC-しらたか-くまたか
    • 第7群:うみぎり
  • 受閲航空部隊

    • 指揮官機:UP-3C
    • 受閲第1群:SH-60J、UH-60J
    • 受閲第2群:MCH-101
    • 受閲第3群:MH-53E
    • 以降の受閲群は天候不良のため飛行取り止め
  • 祝賀航行部隊:SYDNEY(オーストラリア)-PERSISTENCE(シンガポール)-SILOH(アメリカ) 


私の乗艦したのは、受閲部隊第5群のぶんご。
観客が乗っているので、受閲後は、観閲部隊に続航の様です。

観閲時間が迫り、手隙の乗組員が舷側に整列して
観閲部隊の観閲官に敬礼しています。

先導艦ゆうだち

観閲艦くらま

随伴艦ひゅうが

同じく随伴艦ちょうかい

同じく随伴艦あたご


動画はこちら。

実は、どれが観閲艦かちゃんと把握していなかったので、
動画は、先導艦のゆうだちで切れてしまいました。
野田総理の乗っている観閲艦は、この次なんですよねぇ。
で、観閲官に敬礼と言っても、手を動かすわけでも無く、
直立不動で観閲艦に正対しているだけでした。

そしてこの後、上空を受閲航空部隊が通過。

本当はもっと、航空機が飛んでくる予定だったんですが、
悪天候のため、第3群で飛行は終了。

観閲は、こんな感じで呆気無く終了。
「え、もうお終い?」とおもったら素人。
って言うか、私がそうでした。
いわゆる一般人が想像するような、自衛艦の機動は展示は、
この後の訓練展示で行われるのでした。

訓練展示に向けて、隊列を整え直します。

受閲部隊第5群のぶんごの優先順位は低いようで、
艦隊の後ろの方。
これが為に、訓練展示を見るのに苦労するんだなぁ(苦笑)。

訓練展示は、「はたかぜ」と「しらね」の祝砲から始まります。
これがねぇ、先にも書いたけど、
見えないし、音も殆ど聞こえない・・・orz。
館内放送で「いま、祝砲が発射されました」と言っても、
こっちは「えっ?どこ?」と言う感じ。
そうだよね~。
訓練は、観閲官に見せるもんだもんねぇ。
もっと前の方だよねぇ。

と言う事で、後部甲板に居たんですが、前部甲板に移動。

以下、訓練の展示内容を順不同で紹介。

まずは、3隻同時の進路変更。
性能の違う艦艇を同時に機動するのは、
高度な操艦技術が必要だそうです。
転舵のタイミングは、いろいろあるそうですが、
今回は上げていた旗を下げるタイミングで、
転舵のタイミングを取ったそうです。

潜水艦の浮上訓練もありました。
ですが・・・、見えない・・・。
浮上後の、艦橋が辛うじて見えましたが

補給訓練は、辛うじて見えました。

大型補給艦と護衛艦が並走して補給しています。

2機同時のヘリの離陸訓練もありました。
いせからの離陸のようですが、これも遠くて見えない。
雨で視界も悪いし。

あ、あと、ミサイル艇によるフレア発射もあった模様。

「え~、こんなんじゃ見えない。意味ない!」と
ちょっと凹み始めたところで、やっと見える展示が。
LCACとミサイル艇の、走行(?)訓練。
まずは、LCACから。



そしてこちらは、ミサイル艇。


どちらも速いです。

こちらは爆雷の投下。

ピンぼけ・・・。
海中を伝わる爆雷の振動が凄かったです。

フレアの投下。


投下の瞬間の良い所が、見切れている・・・orz。

この辺りで訓練展示も終了。
見やすいところで見るには、自衛官に友達でも作って、
観閲部隊で見学するしか無いかなぁ。

この後は、部隊を解散して、ぶんごは一路横須賀へ。
観閲~訓練展示の頃は、
雨は殆ど止んだといえるほどの小降りになっていたんですが、
訓練展示が終わると雨は再び本降り傾向。
そういう意味では、気の利いた天気でした(笑)。

横須賀への帰路では、往路で出来なかった
大湊音楽隊による演奏会が後部甲板で開催。
演奏会を聞きに行っても良かったんですが、
ここはやはり、普通は入れない艦橋再び。

観音崎の東京湾海上交通センターと情報交換をしながら、
浦賀水道航路を進んでいきます。
航空管制と、水上艦の管制はだいぶ様子が違いますね。
航空管制は、管制官側の指示通りに操縦するのが原則ですが、
水上艦の管制は、無線を傍受している限り、
艦艇側の意向を尊重するのが基本で、問題がある場合に、
管制側から調整が入るみたい。
中々面白かったです。
出港時と同様、高級幹部も艦橋に揃い、
見張りを厳密に行いながら、進んでいきます。

これは、第一海堡(らしい)。

横須賀なので、猿島かと思って聞いたら、上記の答えでした。
第一海堡がこれほど近くに見えるという事は、
だいぶ富津側に寄って入るんですね。

艦橋では座る事もできず、ちょっと疲れたので、
休憩所として開放されている食堂で休んでいたら、
「入港用意」の合図。
そして、呆気無く入港してしまいました。
出港の時は、自力で出港していましたが、
入港の時は、タグボートに引かれて接岸するようです。
なので、実際に接岸したのは、それから30分くらいしてから。

接岸して、後部甲板に上がってみると、
大湊音楽隊が蛍の光を演奏していました。


前後にタラップが設置されているんですが、
狭いし、揺れるので、中々下船が進みません。
中には、最後の最後まで粘るつもりで、
まだまだ甲板上で寛いでいる人も居ました(笑)。

とか何とか言っても、何とか下船。

営門付近から振り返ると、暗くなり始めた光景が見えました。

いやぁ、記帳な体験でした。
F1と同じで、全体を把握するならば、
TV中継などで見た方がよほど全体が把握できますが、
現場の臨場感と言うのは、何事にも変えられず。
抽選なので、申し込み続けるしか無いですが、
また行ってみたいです。
今度は、陽に焼けない程度にいい天気の時に。