ゴールデンウィーク最終日!
途中、体調不良でダウンして、
半分くらい棒に振ったりしていますが(苦笑)。
そんな2011年のゴールデンウィークでしたが、
実は最終日だけ、事前に予定を決めていたんですよね。
だから、どうしても、最終日までリカバーする必要が
有ったんですが、リカバーできて良かったです。
で、そんな重要な?予定ですが、
東京駅併設のサピアタワーで行われる東京オトナ大学での、
小惑星探査機「はやぶさ」プログラムディレクタ、
JAXA宇宙科学研究所川口淳一郎教授の
『「はやぶさ」-地球帰還までの7年間60億kmの運用の軌跡、それを支えたもの』
と言うタイトルの講演です。
11時の開演予定なのですが、私は10時ちょっと過ぎに到着。
「早過ぎた?」と思ったんですが、そうでも無かったようです。
数々の苦難を乗り越えて地球に帰還した「はやぶさ」の
プログラムディレクタの講演ということで、先客多数。
前の方の席は、埋まり始めていました(*_*)。
予定通り、11時丁度に開演しました。
講演の冒頭は、東日本大震災の話。
って言うか、その中でも、福島第一原発の事が、
科学者として気になっている様でした。
あるいは、科学者として触れずにはいられなかったのかも知れません。
分野は違えど、科学者として、あの福島第一原発の状況は、
「何で?」と言う事が多いと言う様でした。
一つ上げれば、
“原発は、何故人間が立入れる前提でシステム設計されているのか?”
と言う事ですかね。
宇宙では、一度打ち上げると、故障しても、
人間が直しに行くと言う事は不可能なので、
それを前提にシステム設計すると言うことですが、
原発も、その位まで物事を想定していなかったのか?と言う事の様です。
確かに一度事が起きると、人間の立入が不能なのは明らかなので、
そこまで考えて設計しておくor対策を考えておくべきですね。
さて、この「はやぶさ」のプロジェクトでこだわったのが、
オリジナル
という事だそうです。
少ない経験を補うため、NASAとの勉強会をしたら、
アイディアをNASAに盗用されてしまったりして、
悔しい思いをされたと言う事ですが、
それを機に、NASAも思い止まるような
もっと凄い事を考えたと言う事の様です。
それ程までにオリジナルに拘ったからこそ、
今回の「はやぶさ」の成果は得られたと強調していました。
また、オリジナルと言う事は、必然的に一番で有るわけですが、
やっぱり、二番ではダメなんですね。
あと意外に思った・・・と言うより、
やっぱりそうなんだなぁと思ったのが、
技術より根性
と言う川口教授の言葉。
これには、色んな意味が含まれていると思います。
中途半端に技術を用いて、あとは根性という意味では無いのは確実で、
技術も精一杯追求した結果、あと残るのは根性という事が
正確なのだと思います。
それは、「「やはぶさ」では数多くの運に恵まれたが、運を実力に取り込む、
たゆまぬ努力をしてきた」と言う事でも有るのだと思います。
また、それを表す言葉として、NEC社長から聞いたとする
柳生家の家訓を引用していました。
それを以下に記します。
「小才は縁に逢って縁に気づかず、
中才は縁に逢って縁を活かさず、
大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす」
面白いエピソード、笑い話も沢山あったんですが、
それを書くと、ネタバレになってしまうので、止めておきます。
講演を聞くチャンスがあれば、お楽しみに。
恐らく川口教授は、週に何回も講演をしているのだと思いますが、
一体いつ、研究をしているのか心配になってしまいます。
ですが、非常に面白い講演でした。
これだけの講演が無料とは・・・。
子供向けに講演することも多いことを感じさせる、
ルビ付きの漢字を使った講演シートはご愛嬌。
東京オトナ大学 http://www.otonadaigaku.jp/