白金にある旧朝香宮邸を利用した東京都庭園美術館で
開催されている「パリに咲いた 古伊万里の華」展に行って見ました。
前々から、東京都庭園美術館には行こうと思っていたんですが、
丁度良い機会でした。

季節的に丁度年末が近くなっていたので、正門にはリースが。

こじんまりとしていたので、余り目立たなかったですが。

正門から、木々に囲まれた路を進んでいくと、
美術館本館が見えてきます。

一見、意外に普通の邸宅風です。

正面玄関は、狛犬のように、


二つの彫刻が守っています。

中は写真撮影禁止なので、残念ながら内部の写真は無し。
邸宅そのものが美術品と言っても過言ではないので、
写真撮影を許可しても良いのではないかと思うんですが・・・。
もっとも、特別展開催中は、別の展示品があるので、
それの保護と言う事もあるんでしょうが。

美術館本館=旧朝香宮邸内で目を引いたのが、
玄関のルネ・ラリック作のガラスレリーフ扉。
見事です。

それから、大客室手前の、次室にある香水塔でしょうか。
巨大なトロフィーと言うか、何かのグラスの様な形状です。
まだ宮邸として使われていた頃、この塔の上部に
香水をふり掛けて使っていたので、香水塔と言う
名前になったそうです。

意外に思ったのが、先にも記しましたが、
思っていたよりも、普通の邸宅に近い事。
旧朝香宮邸と言う事なので、もっと巨大な邸宅を
想像していたんですが、それほどの規模ではありませんでした。
もっとも、邸宅の全てが公開されている訳ではないので、
それで全てを語るわけには行きませんが・・・。

さて、ここは庭園美術館なので、見事な庭園があります。
庭園側から邸宅を見るとこんな感じ。

ね、意外に普通だと思いませんか?

そして、その庭園には美術品が展示されていました。
これは、邸宅に近いところにある「座る豹」

まぁ、見た目の通りですね。

そしてその隣には、「住まい」と言う名の彫刻。

住まいなんですかね?
不思議な形状ですが。

邸宅から離れた方向に歩きます。

「ジラフ」、キリンと言う作品です。

もっと離れていきます。

「INSIDE OUT CBG-2」と言う彫刻です。
これは、“INSIDE OUT”と言うシリーズの作品だそうで、
「四角形の石を割削してその内側が外部に現れたとき、
どのような形態や感情が表れるかを試みた」作品群だそうです。

そしてその隣には、「ピタイとパシウール」

疲れちゃったんですかね?
和んでいるように見えます。

そして彫刻たちの中でひと際大きいのが、「風」。

芝生広場の、庭園から遠い方の端にあります。

庭園は、芝生広場だけではありません。日本庭園があります。

今の時期、見事な紅葉でした。
これを見ると、うっそうとした森みたいですが、
森と言う程ではありません。
でも、都心の白金にこんなモノがあるとはねぇ。

いやぁ、結構良かったです。
秋も深くなってから来たのですが、
春とかに来ると、また違った楽しみ方が出来そうです。

『パリに咲いた 古伊万里の華』の話と言うより、
東京都庭園美術館そのものの話になってしまいましたね。
古伊万里の焼き物も、もちろん素晴らしかったです。
これらは、その美術性や実用性を認められて、
江戸時代にオランダ経由でヨーロッパに持ち込まれたモノ。
白磁に藍の模様のモノが多いんですよね。
もちろん、それ以外に、金縁や、あるいは赤や、
それ以外の色彩を使ったものもあるんですが、
多いのは、白磁に藍。これって、定番だからなんですかね??
ふと思ったのが、ウェッジウッドも、白磁に藍な事。
白磁に藍は、洋の東西問わず、定番で美しい色彩なんですね。
 

名称 日本磁器ヨーロッパ輸出350周年記念
パリに咲いた 古伊万里の華
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/koimari/
会期 2009年10月10日(土)~12月23日(水・祝)
会場 東京都庭園美術館
当日観覧料 一般1000円、大学生800円、小・中・高校生および65歳以上500円
開館時間 午前10時~午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎月第二・第四水曜日。12月23日は開館
主催 財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、日本経済新聞社
後援 オランダ王国大使館、東京都、フランス大使館
巡回情報 九州国立博物館 2010年4月6日(火)-6月13日(日)、
MOA美術館 2010年7月17日(土)-10月3日(日)、
兵庫陶芸美術館 2010年10月16日(土)-2011年1月10日(月・祝)