【Bandit.RIP SUPER】DAI使いによる攻略ブログ

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【Bandit.RIP SUPER】の攻略情報、特にdaiの使い方を載せるブログです。

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【Bandit.RIP SUPER】https://bandit.rip/

【戦略:基本の概念】

 

皆さん、立ち回りで振る技、どのように決めていますか?

当てたい技を振る、他の人をまねて技を振る、当たりやすい技を振る...
深く考えずとも、なにかしらの判断基準はあるものと思います。

しかしながら、振る技を深く考えて選ぶ人はそういないのです。
多くの人は、自分がなぜその技を振るのか、よく考えないままに振っているのです。

ということで本記事では何の技を振るか判断する基本となる、リスクとリターンの概念について解説します。

 

1. リスクとリターンとは

まず、リスクとリターンとは何かを共有しましょう。

リスクとは、技を外す、ガードされるなどで起こる不都合のことです。

どんな技であれ、振った後に隙があったり、連発ができなかったりなど、欠点があります。
それだけを振ればいい、そんな完璧な技はありません。

技の後に隙があれば反撃を受け、クールダウンを待つ間は他の行動でしのがねばならないなど、技を外せば欠点から生じる不都合があるのです。

逆にリターンとは、技を当てることで得られる利益のことです。

どんな技であれ、当てればダメージを与えることができます。
また、そこからコンボを始められたり、一発のダメージが大きかったりなど、得られる恩恵の大きさは技ごとに異なります。

すべてのプレイヤーにとって、攻撃を仕掛けるのはこの利益を得るためです。コンボが開発されるのは、この利益をよりより多く得るためです。

 

2. リスクとリターンの関係

リスクがよくないもの、リターンがよいものである以上、一番にうれしい形は「ノーリスク、ハイリターン」です。

しかし先にも述べたように、そのような完璧な技は存在しないです。
さらに言えば、ゲームバランスの観点上、その存在を許されないのです。

である以上、少ないリスクには少ないリターンが、大きいリスクには大きいリターンが伴うと言えます。

また、そのバランスがリターン多めに偏っていれば、それは強い技だといえるでしょう。
技の強弱とは、リスクとリターンの比が決めるのです。

さてここで、皆さんはリスクとリターンの関係について理解したところと思います。

ここで疑問に思うのが、「ローリスクローリターン」なリスク重視の技と、「ハイリスクハイリターン」なリターン重視の技、どちらを使うべきかという点です。

皆さんに問います。
このふたつのうちどちらが大事だと思いますか?

 

3. リスクとリターンのつり合い

リスクとリターン、どちらが大事か。

その答えは、どちらも等しく重要です。

リスクを恐れてリターンを捨てる、リターンのためにリスクを顧みない、どちらも勝つには非効率なのです。

言いかえると、隙が生じるのを恐れて攻撃を振らないのも、大ダメージをとるために大振りで派手な技ばかり振るのも、実はそれほど強くないということです。

動きが単純であるほど対策されやすいという要因もありますが、今回その話は省きます。

リスクとリターンがどちらも重要である以上、両者のバランスをとる必要があります。

つまり、リスク重視の小技で堅実に立ち回りながら、リターン重視の大技を入れるチャンスをうかがおうというわけです。


 

4. まとめ

ここまで読んでいただいた皆さんは、それぞれの技をどのような場面で使うべきか、それぞれの使い方を疑問に思うことでしょう。

技の振り方を考えるためには、それぞれの技の性能や使い方を知ることが必須です。
皆さんは今、立ち回りを考えるための、はじめの一歩を踏み出したのです。

それぞれの技には、リスクとリターンという強さの軸があり、それをもとに使う技を配分していくのです。そしてその課程を繰り返すことで、立ち回りがより洗練されたものへとブラッシュアップされていきます。

さらに言えば、リスクとリターンの思想は技以外にも拡張することができます。ガードやダッシュなどの行動や、相手を崩すための連携など、技以外の性能もリスクとリターンで評価できるのです。

このように、考えを深めていく上でリスクとリターンの発想はかなり重要なので、これだけでも持ち帰ってほしいです。

強くなる上でも、楽しむためにも、考えることを諦めないでほしいと願います。

【テクニック:基本的な動き】

 

みなさん、立ち回りでガード(block)使ってますか?
 

相手のガードへの対策は考えていても、自分でガードを使うことはない...

そういった方は多いかと思います。

 

しかしながら、このゲームで最も確実に初撃を当てられる瞬間は、ガードした後の相手が無防備なときです。

立ち回りを安定させる(安定して勝つ)ためには、避けては通れない道といえます。

 

ということで本記事では、Bandit.RIPにおいて最もポピュラーな防御択、ガード(block)について解説します。

 

 

1.使うタイミング

 

普段ガードを使っていない方が最初に疑問に思うのは、いつガードを使えばよいかだと思います。

特にこれまで「攻め」一択でやってきた場合、「攻め」と「守り」の転換点が分からないのも当然です。

 

目安として、自分が不利なときは守る動きから戦いを組み立てるべきです。また、五分五分の状況でも、守りを混ぜてカウンターを狙えるとよいですね。

 

以下、わかりやすい具体例を挙げます。

① 攻撃を外した時(不利)

② 相手の有利な間合いのとき(不利)

③ 攻め方を考えているとき(五分)

④ 相手の攻撃を予見したとき(五分)

 

有利な状況からあえて守りに入ることも、不利な状況から強引に攻めることも、場合によっては必要かと思います。

しかし、攻めていい時に攻めて、守っていい時に守ることが基本であることは、忘れないようにしましょう。

 

 

2.ガード後の反撃

 

ガードをできたとしても、反撃につながらなければ状況は好転しないでしょう。

ガード後有利になるような行動を実践できてこそ、ガードをする意味が出てくるのです。

 

ガード後の行動は、ガード後の状況から判断して選ぶ必要があります。

相手のとり得る行動や、位置関係などを材料に、最適な行動を導きだすのです。

 

以下、一般的なシチュエーションと対応を記しておきます。

① 敵が近く、隙も大きい場合
  ⇒可能な限り最も強いコンボをいれる

② 敵が近いが、敵のガードやジャンプが間に合いそうな場合
  ⇒反撃されにくい攻撃で様子見、相手の行動を読んで攻撃など

③ 敵との距離が離れすぎの場合
  ⇒ダッシュで距離を詰める、前に歩くなど

④ 敵が先に攻撃できる場合

  ⇒ガード、後ろ歩きなど防御行動

 

どの状況でどの技が強いのか、普段から試してみて、深く考えず最適な行動がでるように練習しておくのも、ガードの上達方法といえるでしょう。

 

 

3.ガード困難な技との向き合い方

おそらく、ガードを諦めている人、ガードをしてこなかった人のほとんどは、ここにつつまずき、挫折することと思います。

しかし、1回ガード方向が入れ替わる程度なら練習したほうがいいと思っています。

少し自分語りにはなるのですが、DCが発見されてASIAに伝わった当初、現在のトップランカーを含めて誰もが「DCからの裏当て」連携をガードできませんでした。DCを出しさえすれば攻撃が当たる時代があったのです。
しかし現在では、ある程度上手なプレイヤーなら、「DC→裏当てアッパー」連携をガードしたのち、手痛い反撃を入れてきます。

結果論として、“DCからの裏当て”というセットアップはガードで対策できるものだったのです。

現在でも、ubelの「ダッシュ→L+下」連携や「L技2種」連携、jonjonの「子分→パンチ」連携など、ガードされていない連携は多くあります。
しかしこれらも、相手が同じことを繰り返す限りは、されることさえ分かっているなら、ガードで対応できるのです。

受ける連携の練度よりも自分のガード練度の方が下であることは、きっと数多くあることでしょう。
しかし、出来ないことを諦める限り、出来ないままでいるほかないのです。

つまるところ、根性論なわけですが。

話が長くなったので要約すると、「できるから頑張れ」です。
ガードはしましょう。強い行動ですから。

 

4.まとめ

ガードは、不利状況をしのいで事態を好転させる技術です。
今回の解説では、ガードのタイミング、ガードの活かし方を説明しました。

これができると、相手の無理な攻撃をいなして堅実にダメージを返せるため、立ち回りの安定感がグッと増して強くなれます。
さらに、攻めと守りの駆け引きが生まれ、Bandit.RIPがより面白くなるのです。

これまでガードを使ってこなかった方は、この記事を参考に挑戦してみてください。
挑戦する楽しみも、きっと味わえると思いますよ。